ブルースハープ（ハーモニカ）のために設計されたエフェクター！？「Lone Wolf Blues Company」日本上陸

アメリカから面白そうなエフェクターブランドが入って来ました。
「Lone Wolf Blues Company」は、ブルースハープのためのエフェクターを製作するブランドです。元々ブルースハープのために調整したチューブアンプを製作していて、さらに新しい試みとしてブルースハープのためのエフェクターを製作したということですね。
けっこうラインナップはあるんですが、まず2モデルが日本に入ってきたようなので見てみます。

Lone Wolf Blues Company Harp Attack

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まずはこちら。「Harp Attack」というブルースハープ向けのオーバードライブペダルです。内部には超小型のビームパワーチューブを搭載し、18Vで駆動するというモデルですね。パワーチューブの歪みを作るもので、特性は6V6や6L6パワーアンプの歪みに近いサウンドということです。
ブルースハープで使われるハイインピーダンスマイクに合わせて作られており、インプットインピーダンスは10MΩと非常に高い値となっています。インプットステージにバッファがあり、アウトプットにもバッファを搭載。バイパス時はトゥルーバイパスとすることで音を変えないというこだわりで作られています。PAに直接アウトプットすることも考えて作られていて、チューブアンプだけでなくソリッドステートアンプにも使えるということですね。
コントロールはVolume、Drive、Toneとなっていて、Toneはアクティブトーンを採用。18Vアダプター（付属するようです）、または9V電池2つで駆動させることができるペダルとなっています。
サンプルムービー
後半でギターでも使っていますね。若干音量が上げにくいみたいですが、ギターで使うこともできるオーバードライブです。ギターだとかなり「いなたい」感じの音ですね。
　

Lone Wolf Blues Company Harp Delay

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もう1つがディレイペダル「Harp Delay」です。Lone Wolf初のエフェクターで、世界初のハープ用ディレイとのことですね。デジタルディレイチップとローパスフィルタを用いたアナログヴォイシングディレイで、最大ディレイタイムは350ms。リバーブやスラップバック、さらにアナログエコー的な音を作ることができるということです。Ryan Harttも気に入ったペダルとのことで、BOSSなどのギター用アナログディレイを使うよりも高域を綺麗にカットできる（ブルースハープの場合）とのことですね。
こちらもハイインピーダンスインプット対応でトゥルーバイパスのペダルですね。駆動は9V電池か9Vアダプターとなっています。
サンプルムービー
　
ブルースハープってプレイしたことは無いですが渋いですよね。日本にどのくらいプレイヤーがいるのか分かりませんが、こういう世界もあるんだなと思うと面白いです。ギター用やベース用、キーボード用エフェクトはありますが、ブルースハープ用エフェクトって確かに珍しいですね。
　
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