新しいカメラは良いものですね。
ちょうど去年の今頃、新しいカメラを買いました。Nikon D600というそのカメラは、35mmフィルムと同等のサイズの大きな、フルサイズセンサーを搭載し、当時フルサイズの一眼レフ機としては特に小型のモデルでした。(現在はレフ機ならNikon D750、ミラーレスではSony α7シリーズ、コンデジならSONY RX1がよりコンパクトなフルサイズ機です。)
基本的に、あまり三脚持って撮ることってないので取り回しの良いコンパクトさ(といってもかなりでかいですがw)と写りの良いセンサーの組み合わせは自分の使い方にぴったりで、気に入って使っていました。
ただ、このD600というカメラにはある不具合が出やすいのです。
一眼レフやミラーレス一眼と呼ばれる、レンズ交換式のカメラは、レンズを交換できるが故に、中にダストなどが入ってそれが写真に写ってしまうことがあります。これはもう、ギターのフレットが100%完全なピッチを刻まないのと同様、構造上どうしようもありません。
が、D600は内部で出たダストがセンサーに付いてしまい、それが写りこむ、ということがあります。といっても、2406×1606の大きなサイズをそのままで見た際に分かることがある、というくらいのものですが・・・。
こんな感じですが、分かりますか?これは実際にダストが写り混んだ写真の一部です。空などを写すと、このようにダストが出てしまうことがありました。
同じD600でもそれが出る場合と出ない場合があったりして、またニコンでも正確な原因が分かっているのか分かっていないのかよく分からない感じです。ただ、中国やアメリカなどで訴訟などもあったりして、とても大変だったようです。もしD600を使っている人で、この症状が出ているようなら、まぁ知っているとは思いますが一応、ニコンでしっかり対応してくれます。(詳細は下記リンクから)
ニコンデジタル一眼レフカメラ「D600」ご愛用のお客様へ
で、私も何度かニコンにお願いして、フィルター洗浄/清掃を行い、次にはシャッターユニットの交換も行ったんですが改善しなかったため(対応してもらってからしばらくは大丈夫なんですがまた出て来る)、新品、それもより新しいNikon D610に交換してもらうことになりました。
それが今朝、届きました。D610です。D600とD610はとてもよく似たカメラで、基本的にほぼ同じ。違いといえば連写速度の向上と、静音連写という機能(写真下のQcというモード)が追加されている程度です。あとはこのダスト問題が無くなっているということです。連写を基本的に使わない私にとっては変わらないです。あとはホワイトバランスが多少新しくなり、より自然になったということはあるようです。まぁこれも、私はRAWというファイルで出してソフトウェアで現像、つまりjpg化するので、ほとんど変わらないですが・・・。でもD600に比べて、補正する量が減った感じはします。
さっそく今日、テストがてら紅葉を撮ってきました。実際、使用感は全く変わりません。なんとなく背面の液晶がきれいになったような気もしますが、たぶん気のせいです。RAWから補正する際の補正量は、前述の通り明らかに減りました。つまりD600よりもD610のホワイトバランスの方が自分の好みに近いということだと思います。
ちなみに、この写真は記事冒頭に載せたカメラとレンズ(Tamron SP 24-70mm F2.8 Di VC USD A007N)で撮っています。なんとなく、D610になってからピントもシャープになったような・・・? レンズとの相性も良くなったかもしれません。
そんな感じで、これからはまたこのD610を大切に使っていきたいと思います。もしかしたら多少、ブログ記事の写真もくっきりする可能性がちょっとだけあるかも知れません。
新しいカメラが嬉しかったのと、ニコンへの応援を込めて、書いてみました。
【楽天ショップオブザイヤー受賞!】【送料無料!・代引き手数料無料!】《新品》 Nikon(ニコ... |
【10/25 10:00〜11/1 9:59までエントリーでポイント10倍 さらに25日23:59まで楽天イーグ... |
人気blogランキングへ
Follow my blog with Bloglovin