きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト


きにおも@Twitter
Facebookアカウント
instagramアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ボカロ曲

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります



きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル Instagram

当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

新しいカメラ、「SONY α7R IV」を買いました。

f:id:toy_love:20200103000038j:plain
f:id:toy_love:20200103000224j:plain
2020年最初のお買い物はカメラでした。
SONY α7R IVです。
ということで、メイン記事の方は2019振り返りの真っ最中ですが、閑話休題でカメラのお話でも。
今まで、うちでは一眼レフカメラNikon D610をメインに使ってきました。

toy-love.hatenablog.com
この辺に詳しく書いていますが、ニコンのフルサイズ一眼レフ機です。ただ実はちょっと故障しまして(ニコンではなく自分のせい)…修理にけっこうかかりそうで全然使ってなかったりします。
それに代わって、今主に使っているのがOlympus OM-D E-M5というモデルです。
f:id:toy_love:20200103001041j:plain
OM-Dシリーズはほんと優秀で、デザインもすごく良いです。マイクロフォーサーズという規格のセンサーを使ったミラーレス一眼で、フルサイズセンサー(一般的な35mmフィルムと同程度のサイズをフルサイズと言います)の半分くらいのサイズですが、映りが素晴らしく、またコンパクトで持ち運びもしやすい、とても良いシリーズです。
「本格的な写りを楽しめる、良いカメラ」が欲しい、持ち運びも楽な方がいい、という方には特におすすめしたいカメラですね。個人的にも気に入っています。

では、なぜ新しいカメラを買ったのか。

最近のカメラなんですが、完全にミラーレスの流れが来ていて、特にフルサイズミラーレスに各社進出してきました。
これまで、ミラーレスカメラは上記のマイクロフォーサーズや、もう少しセンサーの大きいAPS-Cというフルサイズの2/3くらいのセンサーを搭載するものが一般的でした。
2013年、SONYがα7というフルサイズのミラーレスカメラを発売します。
当時フルサイズ機は一眼レフ(レンズからファインダーにミラーで光を送り、シャッターを切る時だけミラーを跳ね上げてセンサーに光をとおす構造。かつてのフィルムカメラと同様のスタイル)が当たり前。それもニコン、キヤノンが圧倒的シェアを持つ、という状況でした。SONYもフルサイズ一眼レフはありましたが、売れ筋はAPS-Cのミラーレス(レンズからの光を常時センサーにあて、電子ディスプレイにそれを表示してそれを見ながら撮影する)。そんな中発売されたフルサイズミラーレスは、新しい物好きな人のためのおもちゃ的な要素があるモデルでした。

一眼カメラ…というとレンズ1本で写真を撮るカメラ全般のことですが、日本で一般的に「一眼」と呼ばれるカメラは、レンズ交換ができるカメラのことです。レンズが1本なのは普通なのであえて言わないからですね(古いカメラとかでレンズが2つ付いていたりするのは二眼カメラといいます)。
そういう一眼カメラは、マウント部、つまりレンズを取り付ける部分の形状が各社や規格ごとに違っています。また、一眼レフカメラとミラーレス一眼はレンズマウント部からセンサーまでの距離が異なるため、同じメーカーでもマウント形状をあえて変えて作られます。(間違えて付けないように?)
つまり、SONYが当時新しく発売した「フルサイズミラーレス」を使うということは、基本的に「新しくレンズを揃える」ことを意味します。それまでニコンのフルサイズ一眼レフを使っていた人が、新しいフルサイズミラーレスを買って、そのまま今までのレンズが使える、というわけではない、ということですね。

そういうこともあり、発売当初のα7は話題性も大きく、また手にした人も多かったものの、「みんながこぞって買った」というような状況にはなりませんでした。

それから6年。2019年、令和元年は、「フルサイズミラーレス元年」と呼ばれるほど、各社からフルサイズミラーレス機の発売やレンズの拡充が行われました。

2018年にフルサイズミラーレスをニコンとキヤノンの2代巨頭が発売。それらのレンズも増えてきました。2019年にはレンズメーカーであり、ちょっと変わったマニアックなカメラを作るシグマがシネマカメラにもなる小さなフルサイズミラーレス、SIGMA fpを発売。さらにパナソニックも新たにフルサイズミラーレスに参入。ライカからもSL2というフルサイズミラーレスが発売されました。

そんな動きがあり、フルサイズミラーレスにはかなり興味があったんです。これまでニコン機を運用してきたこともあり、最初に考えていたのはやはりニコン。アダプターを使えば今まで使ってきたレンズがそのまま使える、という利点もありました。ただ、なんかピンと来なかったんですよね。

2019年夏に発売されたSONY α7R IVは、圧倒的な画素数を持ち、Twitterなどでも話題になっていたのと、SONYは個人的にけっこう好きなものが多いので、こちらも候補でした。ただ予算としてはギリギリ一杯という感じ。まぁニコンも高いんですけど、手持ちのレンズを使えるという意味で予算的に優位でした。

あとマニアックなSIGMA fp。これは形も面白いし、性能もかなり高そう。使い勝手が悪い?シグマのカメラにそんなの求めないよ、という感じの尖ったところがけっこう好きですね。ライカレンズが使えるのも面白いです。

デザイン的にはライカ本家、Leica SL2が最高に美しいんですが、さすがに予算オーバーすぎるということもあり、見て満足するだけ、

キヤノンも素晴らしいものだと思うんですが、これは完全に好みなんですけど…なんかデザインがあまり好きじゃなかったので候補に入れていませんでした。一眼レフの頃から、なんかキヤノンのデザインって個人的になじめなくて。APS-CのEOS M6とかはかっこいいので、その方向のデザインがあったら違ったかも…。

実は、ニコンは2018年に本体発売となったとき、ミラーレス用レンズ(Zマウント)発売のロードマップが示されていて、楽しみにしていたレンズがあったんです。

それが「Nikon NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」。F値0.95。Fというのはレンズの明るさ、つまりどれだけ光を取り込めるのかということを表す数値で、小さいほど明るくなります。レンズは「絞れる」ので、どんなレンズも暗くする(全体的にピントがあう)ことはできるんですが、明るくするのはレンズそのものの限界値があります。一般的なズームレンズで良いレンズと呼ばれるものではF2.8あたり。それだけあれば普通は十分どころか、かなり明るい方です。それが0.95ってのはとんでもない数値です。こうなるとレンズは高くなるのは当然で…50万くらいするかなーと思っていたらその倍以上で…すさまじいレンズだと思いますがさすがに手が出ない…ということになり、それと一緒にニコンのフルサイズミラーレスは見送りの気持ちになりました。だって本体持ってたら「あこがれのレンズ」は欲しくなるじゃないですか…w

最終的に残ったのがSONYとSIGMA。王道とマニアックの2つでした。
あとは店頭で見ながら考えようと、昨日1/1に難波のビックカメラに行って、いろいろと見せてもらいました。

まずSONY α7R IV。触って思ったのが、AF(オートフォーカス)の速さと扱いやすさ。
ニコンにD850という高画素の一眼レフがあり、これが4575万画素で、「レンズ測定器」と呼ばれたほど、レンズの限界に挑む高画素(高画素=高精細なので、レンズ自体が良いものでないと、レンズの粗がそのまま写真になるのです)でした。D850(触った時はD810という旧世代モデルでしたが)は大きく重く、「良い写真を撮るぞ」と思わせられるようなオーラのあるカメラだったんですが、α7R IVはその高い性能があるにもかかわらず、カジュアルで簡単に使える感覚がありました。

対してSIGMA fpの方は、シグマらしい独特の雰囲気が面白い感じ。多少使いにくくてもそれが個性になるような、なんていうか、クルマでいえばアルファロメオみたいな感覚があるカメラだと思いました。
店員さんに、このカメラはどうですか?と聞いてみたところ、ユーザーが少なすぎて使い勝手の評価などが全然分からない…シグマのおっちゃんは「すごい良い」と言ってますけど…という感じ。まぁそりゃそうだよなと。


で、どうしようかなーと考えつつ、一緒に買うレンズも見てみようと思って見ていたところに、ある1本のレンズが目に入りました。

ZEISS Batis 2/40 CF

ドイツの名門、カール・ツァイス。以前からSONYと提携して、SONYにもツァイスシリーズのレンズがあったりしますが、こちらは本家ツァイスのレンズ。SONYミラーレスのために開発されているモデルです。
40mm単焦点、F2。この価格帯の単焦点レンズ(ズーム機能のないレンズ)としてはF値は平凡。ただツァイスレンズなので写りの良さは信頼できます。
一般的なフルサイズカメラでは、24mmが広角(それ以下は超広角)、35mmが広角めの標準で、風景などに適した長さ、50mmが寄り目の標準で、ポートレート(人を撮る)に適した長さ、50を越えると中望遠、200以上が大望遠、400以上は超望遠という感じのセオリーがあります。その中で40mmというのはけっこう珍しくて、標準レンズとしてかなり扱いやすそうな感じ。店員さんはF値が大きめなのを気にしていましたが、F=2あれば普通は大丈夫だろうと。描写の評価もとても高いし。
ということでスペックは良い感じなんですが、何よりもこのデザインが素晴らしい。SONY専用に開発されていることもあり、本体との調和も取れているし、シンプルですが存在感があります。めっちゃかっこいい。

このレンズを付けて持って歩きたい!という気持ちが勝って、結局SONY+ZEISSの形から、フルサイズミラーレスを始めてみようと決めました。

f:id:toy_love:20200103014830j:plain
けっこうでかいレンズに見えますが、フードの長さもあるので、持ち運び時はこんな感じでけっこうコンパクトです。

今日初詣に持っていって、実際使ってみましたが、素晴らしかったです。
ちょっとだけ例を載せると…

f:id:toy_love:20200103015012j:plain
この写真。東大寺です。本殿の屋根が中央奥に見えています。この部分なんですが…

f:id:toy_love:20200103015050j:plain
これが等倍(撮ったままのサイズ)の画像。この距離で、屋根の瓦の枚数が分かるほど高精細。これが6100万画素の高画素と、それに負けないレンズの力なんだなと。
初詣で人もたくさんいるので、もちろん三脚を使ったりはできません。歩きながら片手でフォーカス位置をタッチして、片手でシャッターを押す。そんな撮り方をしています。それでここまで撮れるのは感動的ですね。

これは素晴らしく楽しいカメラです。手軽で簡単に、素晴らしい映りの写真が撮れる。これからいろいろと使っていきたいカメラだと思います。
正直言って、値段は高いです。カメラ本体40万、レンズ15万ですから。ハイエンドギター1本くらい買えます。
写真に興味があって、良いカメラを探している、という人には勧めません。上に書いたように、オリンパスを勧めます。
ですが…この画素とレンズだからこそ見えるものもあるのかもしれない、と、そう思いました。
 
Lineアカウントから1日1回ブログ更新をお知らせ!
Lineブログ更新中!
がっきや速報
人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ 友だち追加



にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy