ネオン管のように浮かび上がるロゴ、良質なハイゲインサウンドなどで有名なドイツのアンプメーカー、Hughes & Kettnerのフラッグシップモデルが遂にモデルチェンジを果たします。
今年のNAMM SHOWにて、先日のシルバージュビリーと並び大きな話題となったアンプですね。
「Hughes & Kettner Triamp Mark 3」。これまで長年、ケトナーの代表モデルとして君臨してきたTriamp MkIIの後継機種ですね。
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新しいTriamp Mark 3は、大きく分けて3ch仕様のアンプです。各チャンネルにAとBのサウンドが入り、実質6chアンプとして使うことができます。さらに、パワーアンプチューブの組み合わせを7種類から選択可能。合わせて42種類のアンプサウンドが1台のアンプヘッドに組み込まれています。
多数の真空管が搭載されます。インプットチューブに7025/E83CC、Ch.1B用に12AX7C、各チャンネルのプリアンプ/プリアンプアウト用にECC83が5本、エフェクトループのバッファ用にECC83が1本、パワーアンプドライバーにECC83が1本、そしてパワーチューブとしてEL34B-STRが2本、6L6GCが4本というスタイル。
各チャンネルにはMaster、Treble、Mid、Bass、Gainコントロールを搭載。またマスターセクションにVolume、Presence、Resonanceコントロールが付いています。
各チャンネルのサウンドはCh.1Aが50sカリフォルニアクリーン、Ch.1Bが60sブリティッシュクリーン、Ch.2Aが70sブリティッシュリード、Ch.2Bが80sブラウンサウンド、Ch.3Aが90sカリフォルニアハイゲイン、Ch.3Bがモダンハイゲイン以降のサウンドとなっています。つまり、歴代の代表的なサウンドを網羅するようなアンプということですね。
パワーアンプは、パワーチューブの組み合わせによって出力が変わります。また、各出力はTHD=10%と5%の2種類選択可能です。EL34が2本で84W/34W、6L6が2本で72W/30W、6L6が4本で126W/93W、EL34と6L6、それぞれ2本ずつで132W/95W、全てのパワーチューブを使えば145W/116Wの出力が得られます。最大で150Wクラスのアンプから最小で30Wクラスのアンプまでを網羅するということになります。
入出力系も豊富です。エフェクトループやノイズゲート、MIDI、スピーカーシミュレーター等が搭載されます。
付属のフットスイッチは「TSM432」という新しいスタイルのモデルとなります。
Hughes&Kettner FSM432 MKIII MIDI BOAD【P25Jan15】 |
イントロダクションムービー
凄まじいアンプですね。さすがケトナーのフラッグシップです。
遂に発売!
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