Hughes&Kettner TRIAMP MARK3 【6月20日入荷予定】 |
「Hughes&Kettner TRIAMP MARK3」。超強力なアンプの登場です。
おおまかには3ch仕様のアンプです。各チャンネルにAとBのサウンドが選択可能で、実質6chアンプとして使うことができます。さらに、パワーアンプチューブの組み合わせを7種類から選択可能。合わせて42種類のアンプサウンドが1台のアンプヘッドに組み込まれています。
この真空管はインプットチューブに7025/E83CC、Ch.1B用に12AX7C、各チャンネルのプリアンプ/プリアンプアウト用にECC83が5本、エフェクトループのバッファ用にECC83が1本、パワーアンプドライバーにECC83が1本、そしてパワーチューブとしてEL34B-STRが2本、6L6GCが4本という構成。凄まじいです。
コントロールは、各チャンネルにMaster、Treble、Mid、Bass、Gain。またマスターセクションにVolume、Presence、Resonanceコントロールが付いています。
各チャンネルのサウンドはCh.1Aが50sカリフォルニアクリーン、Ch.1Bが60sブリティッシュクリーン、Ch.2Aが70sブリティッシュリード、Ch.2Bが80sブラウンサウンド、Ch.3Aが90sカリフォルニアハイゲイン、Ch.3Bがモダンハイゲイン以降のサウンドとなっています。
パワーアンプは、パワーチューブの組み合わせによって出力が変わります。また、各出力はTHD=10%と5%の2種類選択可能です。EL34が2本で84W/34W、6L6が2本で72W/30W、6L6が4本で126W/93W、EL34と6L6、それぞれ2本ずつで132W/95W、全てのパワーチューブを使えば145W/116Wの出力が得られます。最大で150Wクラスのアンプから最小で30Wクラスのアンプまでを網羅します。
背面はこんな感じです。さらなるコントロールや入出力端子が並びます。右から順にPanelコントロール。これはパネルの明るさを調整するものですね。派手なネオンみたいな光の明るさです。
そしてMaster Insert。ここにはプリアンプアウトとパワーアンプインがあります。エフェクトループのように使うこともできますし、外部パワーアンプやプリアンプを使用する際にも有効です。
続いてエフェクトループ。SENDとRETURN,およびFX LEVELと-10dBスイッチ、Serialスイッチがあります。シリアルとパラレルのエフェクトループを選択可能です。パラレル時、FX Levelはエフェクトとドライのバランスをコントロールします。
そしてNoise Gateコントロールがあり、MIDI INとOUT/THRU端子があります。MIDI INは付属のフットスイッチ用端子としても使います。
さらにTSC(Tube Safety Control)のセクション。ここでは真空管の調子が悪くなっているものなどを表示したりすることができます。真空管の管理やメンテナンスに有効ですね。
次にRed Boxセクション。DIやスピーカーシミュレートのアウトプットです。単体モデルのRed Box同様、DSP制御のDI/スピーカーシミュレータです。
そしてスピーカーアウト。16Ω、8Ω(16Ω×2)、4Ωのアウトプットがあります。
付属のフットスイッチもケトナーの最新仕様です。
Triamp Mk3専用のモデルで、Stomp BoxモードとPresetモードで動作します。ちなみに普通のMIDIコントローラーとして使うこともできますが、その場合は電源が必要です。Triamp MkIIIに接続する場合はアンプから電源を取ります。
Stomp Boxモードでは、本体のフットスイッチがそのままチャンネルとA/Bの6つのサウンド切替となります。Presetモードでは、Triamp MkIII本体にプリセットできる128のプリセットを呼び出します。
イントロダクションムービー
イントロダクションムービー2
チュートリアルムービー
とんでもないアンプに進化した、最新のTriamp。すごいモデルですね。
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