新しいエフェクターブランドが日本に入ってきたようです。
「Ramble FX」は、アメリカ、ミシガン州のエフェクターブランドですね。2モデル、それぞれ見てみます。
Ramble FX Marvel Drive
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VOLUME I、VOLUME II、MASTER、およびPRESENCEミニノブを搭載し、LEDにはINDICATORのラベルが付いています。マーシャルのフロントパネルをリスペクトしたデザインですね。1960年代中〜後半に生産された2チャンネル仕様のMarshallプレキシの音を再現したというモデルで、4系統のJFET増幅段を使った作りのペダルです。
4インプットで2チャンネル仕様のプレキシマーシャルの、チャンネルリンクをさせた音を作るためのペダルで、VOLUME IとVOLUME IIノブによって2つのチャンネルを自在にブレンドできるということです。また、片方のVOLUMEを0にすれば、オリジナルのHIGH TREBLEとNORMAL、それぞれの個別のチャンネルの音を作ることもできるようですね。
NEW!革命的新発想!4インプットPlexiのたすき掛け部を徹底再現。4つのJFETが実機の4本の真空管... |
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Ramble FX Twin Bender
NEW!ToneBender Mk2 / Mk1.5(=FuzzFace)を切替可能、かつローノイズでレスポンスも音も良い...... |
コントロールはLevel、Attack、およびMkI.VとMkII Proの切替スイッチ、さらにFATスイッチが付いています。シルバーカラーの筐体となったTone Bender MkIIは、最初期の短い期間に作られたモデルの回路が違っており、それが後にFuzz Faceへと繋がると言われています。このペダルでは、MkI.Vモード(IVじゃなくI.V)にすることで現在、Mk1.5と呼ばれる、この時期の回路の音を作ることもできるようになっています。Fatスイッチでは、ローエンドをブーストすることが出来ると言うことです。Mk1.5とMkIIで別の回路を搭載しているのではなく、3つのトランジスタのうち2つを共有してモード切替を行うスタイルです。
1970年代の旧ソ連製NOSゲルマニウムトランジスタを用いた回路となっていて、通常のエフェクター同様、センターマイナス、ネガティブグラウンドで作られているということです。内部にICチップがあるので、先日ご紹介した、Del Ray Custom Shop同様、チャージポンプを用いた電源となっているのではないかと思います。
側面にバイアスコントロールがあり、音色を調整することもできます。
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デザインも分かりやすくて、扱いやすそうなペダルですね。音も良さそうです。
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