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「Del Rey Custom Shop Pro MkI+」「Pro Mk1.6」「Pro MkII」!ヴィンテージTone BenderをNOS PNPトランジスタながらネガティブグラウンド/センターマイナスで再現!

Del Rey Custom Shop Pro MkI+ ヴィンテージトーンベンダーMkIを再現!センターマイナス使用可能! デルレイカスタムショップ プロマークワンプラス Del Rey Custom Shop Pro Mk1.6 ヴィンテージトーンベンダーMk1.5を再現!センターマイナス使用可能! デルレイカスタムショップ プロマーク1.6 Del Rey Custom Shop Pro MkII ヴィンテージトーンベンダーMkIIを再現!センターマイナス使用可能! デルレイカスタムショップ プロマークツー
アメリカから、新しいハンドメイドエフェクターブランドが上陸です。「Del Rey Custom Shop」というエフェクターブランドで、アメリカのブランドとしては珍しく、古いファズペダルを当時の面影を残したスタイルで再現しているブランドですね。UKブランドだとこういう形は多く、アメリカのブランドは逆にオリジナルな筐体を使ったりする傾向があるので、ちょっと珍しい感じです。Tone Benderを再現する3種類のペダルが上陸するようです。各モデル見る前に、ちょっとこのブランドのペダルに共通する特徴を書いておきます。
古いTone Benderといえば、ゲルマニウムトランジスタを使った回路が有名ですね。特にオリジナルTone BenderはPNPタイプのトランジスタを使用しています。例えば古いファズフェイスなども同様にPNPタイプのトランジスタを使用します。
PNPトランジスタを使ったファズペダルの回路の多くは、ポジティブグラウンドと呼ばれる、プラス側がGNDとなる回路です。Tone BenderやFuzz Faceも同様。そのため、電池ならば関係ありませんが、アダプターで駆動させようとすると基本的にセンタープラスのアダプターを使うことになります。アダプター端子の接続を逆にしてセンターマイナスとしたペダルも最近は多いですが、それでもグラウンドはポジティブなままのため、分岐ケーブルはもちろん、多くの「完全独立タイプではない」パワーサプライで使用すると、他の一般的な、ネガティブグラウンドのエフェクターが使えなくなってしまいます。
Tone Bender系のペダルってそれで少し使いにくかったりするんですが、このDel Rey Custom Shopのペダルは、回路自体はオリジナルと同じPNPトランジスタを使用したものでありながら、センターマイナスはもちろん、ネガティブグラウンドの電源で駆動させることで、一般的な多くのエフェクターと同様に使うことができるという仕組みになっています。
仕組みとしてはチャージポンプという、エフェクターでは内部賞圧に使うことが多い回路があるんですが、その回路は単に電圧を上下させるだけでなく、極性を反転させることもできます。それを応用して搭載しているようです。なので、ヴィンテージTone Benderを再現したペダルでありながら、内部にICが1つ載っています。
これって、パーツ点数などを見る限り、それほど難しい回路というわけでも無いように見えます。実際はどうなのか分かりませんが・・・何故これまで、多くのブランドが古いTone BenderやFuzz Faceを再現しながら、この機構を載せなかったのか、と個人的にはちょっと思いました。デメリットとして、駆動電圧にシビアになる、つまり高すぎる電圧のアダプターを使うと壊れやすくなるということや、物理的にパーツが増えるのでコストがかかる、ということは考えられますが、それでも利便性を考えればこれはとても良い改良だと思います。
 
という感じで、それぞれのモデル、見てみましょう。

Del Rey Custom Shop Pro MkI+

まずはこちら。最初に作られたトーンベンダーとして知られる「Tone Bender MkI」を再現して作られたファズペダル「Pro MkI+」です。
Del Rey Custom Shop Pro MkI+ ヴィンテージトーンベンダーMkIを再現!センターマイナス使用可能! デルレイカスタムショップ プロマークワンプラス
内部はこんな感じ。ICが1つ載っている以外は、古いベンダー系ペダルの回路かな、というのが分かります。
コントロールはLevel、Bias、Attack。最初期のゴールドハンマートーン筐体の雰囲気を再現しながら、よりコンパクトに落とし込んだということですね。Phase100などに近いサイズで作られています。
回路はポイントtoポイントで、ユニバーサル基板を用いて作られています。NOSゲルマニウムトランジスタを3つ使用し、カーボンコンポジション抵抗など他のパーツにも気を配って作られているのが分かります。オリジナルMkI同様、Attackを下げるとゲートの強いファズサウンドとなるということです。
参考:MICK RONSON & DAVID BOWIE-Moonage Daydream
 

Del Rey Custom Shop Pro Mk1.6

続いてこちら。MkIからMkIIへの移行期に、ごく短い期間のみ作られた回路のTone Bender・・・通称「Mk1.5」を再現して作られたモデル「Pro Mk1.6」です。
この時期の回路はトランジスタが2つしか搭載されていません。そしてその回路構成は、ほぼFuzz Faceと変わらないことが知られています。
Del Rey Custom Shop Pro Mk1.6 ヴィンテージトーンベンダーMk1.5を再現!センターマイナス使用可能! デルレイカスタムショップ プロマーク1.6
内部はこんな感じ。作りはPro MkI+と似た形ですね。筐体も同じものが使われているようです。コントロールはLevel、Bias、Attackです。
オリジナルモデルはRubber Soulの「Think For Yourself」でポールが使用したと言われているようです。
Pro Mk1.6はファズフェイスのサステインやサチュレーションを持ちながら、Mk1.5のプレゼンスや明瞭さを持ち合わせるということです。
参考:Think for Yourself- The Beatles (Rubber Soul)
 

Del Rey Custom Shop Pro MkII

そして、最も有名なTone Bender MkIIを再現したのがこのPro MkIIです。
Del Rey Custom Shop Pro MkII ヴィンテージトーンベンダーMkIIを再現!センターマイナス使用可能! デルレイカスタムショップ プロマークツー
内部はこんな感じ。当時のスタイルを再現しながら、ICを載せ、センターマイナス、ネガティブグラウンドとしたペダルです。筐体はMkI+やMk1.6と同じですが、シルバーハンマートーンカラーとなっています。
コントロールはLevel、Bias、Attack。オリジナルモデルはジミー・ペイジをはじめ、多くのプレイヤーが使用していました。
Tone Benderについて語るジミー・ペイジ(英語)
このペダルのサンプルムービー(初期モデル)
 
ペダル自体のサンプルがMkIIしか無いんですが、作りなどはとても良さそうですね。これでアダプターも普通に使えると言うことならとても良いと思います。ちょっと弾いてみたいです。
 
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