フランスから新しいエフェクターブランドが上陸です。「Anasounds」というこのブランドは、ペダルのトップにマホガニー、またはバンブーを用いたプレートを使用する独特の雰囲気で統一されたペダルを制作しています。
6機種一挙上陸ということで、それぞれ見てみましょう。
Anasounds Savage
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Gain、Tone、Outコントロールを搭載し、T/M、M/Vという2つのトグルスイッチを搭載。T/MはToneノブのレンジ切替で、TモードはTreble、つまりオリジナルCentaurと同じコントロールとなり、MではMiddleコントロールとなることでミッドレンジをToneノブで調整することができます。
M/Vはクリッピング切替で、Mモードではモダンなショットキーダイオードによるクリッピング、Vモードではオリジナルと同じゲルマニウムダイオードクリッピングとなります。スイッチはトゥルーバイパスということですね。
内部はこんな感じ。TC1044とTexas Instrument TLC274を搭載。電源周りにもノイズフィルターを搭載しているということです。
ゲルマニウムダイオードも載っています。
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Anasounds Cerberus
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1台でトランスペアレントなオーバードライブから厚みのあるディストーションに近い音までを作るというコンセプトのペダルです。内部にもトリムポットやスイッチがあり、表のコントロールと組み合わせて多彩な音を作ることができます。
トップにあるコントロールはOUT、GAIN、TONEと3種類のクリッピング切替スイッチ。このスイッチをロータリースイッチにしたのはAnasoundsのセンスの良さですね。トグルスイッチだといかにも・・・って感じになりますしw
クリッピング切替はLEDによるソフトクリッピング、スモールスレッショルドヴォルテージのシリコンダイオードを4つ、または5つ使用するハードクリッピング、ハイスレッショルドヴォルテージダイオードによるハードクリッピングの3つから選択することができます。
内部には2つのスイッチと2つのトリムポットを搭載。上にあるTONEスイッチはToneノブの可変幅を切り替えるもので、左にあるASYMスイッチは、クリッピングモードが中央の位置の「シリコンダイオードを4つ、または5つ使用するハードクリッピング」のモードを対称クリッピング(4つ)と非対称クリッピング(5つ)で切り替えることが出来ます。
右下中央よりにあるROLL OFFトリムポットはライブサウンドそのものの包括的な調整を行い、「飽和感が強くクリーミーなトーンから歯切れのよいブライトでクリアなトーンまで」を設定するというもの。これが一番歪みの音そのものを変える感じですね。右下のLIGHTトリムポットはインジケータの明るさ調整です。
Anasoundsペダルに共通していますが、このロゴの部分がLEDインジケータとなっています。
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Anasounds Freq Up
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こちらも内部にいろいろなコントロールがあります。表にはGAINとOUT、およびB/M/Tスイッチを搭載。GAINは出力のゲインで、高く設定すれば歪ませることもできます。OUTは音量ですね。最大+24dBのブーストができるということです。B/M/Tはベース、ミドル、トレブルの切替。それぞれ主に強調する帯域を選択できるということです。ただし、ベースブースター、ミッドブースター、トレブルブースター的な音を出すことはできるものの、それらよりもブーストのレンジを広げ、モダンなブースターとしての使いやすいように作っているということですね。
内部はこんな感じで、2つのトリムポットと4つのDIPスイッチがあります。右上のROLL OFFトリムポットはケルベロス同様、「オーバードライブのサチュレーション周波数」を設定。要するに歪みやすいか歪みにくいかを調整する感じです。右下のLIHUEトリムポットはインジケータの明るさ調整です。
4つのDIPスイッチは、まず左端のスイッチ1がエフェクトのモードをドライブとブーストで切り替えるというもの。出荷時設定はドライブとなっていて、ブーストモードにするとGAINノブが効かなくなります。その右の3つのスイッチでブーストモード時の音の太さを切り替えることができるとのことですね。
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Anasounds Feed Me
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ファズフェイス系の回路を持つペダルで、BC108シリコントランジスタを搭載。外側にノブが一切なく、全て内部トリムポットで音を作るというペダルです。Henrettaみたいなペダルですね。
で、その内部がこのとおり。6つのトリムポットが並びます。左からFEED、FUZZ、TREBLE、LEVEL、BIAS、LIGHTとなっていてLEVELとFUZZはファズフェイスのスタンダードなコントロールです。LEVELで最大+15dBまでのブーストも可能とのことですね。FEEDはインプット部のプリアンプのゲイン調整。TREBLEは最小の設定でスタンダードなファズフェイス、そこから上げていくと高域をカットする形となるということですね。BIASはトランジスタのバイアス、LIGHTはインジケータの明るさ調整です。
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Anasounds Phase Lag
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コントロールはRateとRegenのみ。ですが内部にやっぱりスイッチがあります。フェイザーとしては、音量落ちなどが無いように調整を重ねたということですね。
で、その内部がこちら。8つのDIPスイッチが並びます。右端は何も接続されていないため実際に使うのは7つのスイッチです。
4段のフェイザーとなっていて、左側4つのスイッチはそれぞれのステージのキャパシタの値を切り替えて音を変えるということです。次の2つは3段、4段それぞれをカットすることができるスイッチ、そして右端がヴィブラートモードのスイッチとなっています。OTAフェイザーだけでなく、ヴァイブ、ヴィブラート、トレモロエフェクトを作ることができるということですね。
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Anasounds Utopia
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このペダルはテープエコーやエコーレックのような古いエコーユニットの音を作るというペダルですね。DLY、RPT、MIXノブとMODスイッチを搭載し、それぞれ400ms(または600ms)までのディレイタイムとリピート、ミックスを設定し、モジュレーションのON/OFFを切り替えることができます。
内部はこのとおり。スイッチとトリムポットがあります。中央のスイッチで最大ディレイタイムを400msから600msまで伸ばすことができます。3つのトリムポットは、左から順にRATE、DEPTH、TONEとなっていて、モジュレーションのスピードと深さの設定、およびディレイサウンドのダークさを調整するコントロールです。
あえてPT2399ディレイチップを研究して使うことで、DSPほど冷たくなく、BBDほど「アナログディレイ」なサウンドにならない、テープエコーライクな音を作ることができるということです。
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というわけで、Anasoundsのラインナップでした。
かなりこだわりを持って、全体のデザインから音色、作りまで高いレベルで作られているように思います。これはちょっと試してみたいブランドですね。
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