アメリカの人気エフェクターブランド、Catalinbreadから新しいペダルが2つ登場です。
創設者であり、多くのペダルを設計してきたニコラス・ハリス氏の急逝を乗り越えて作られたモデルです。どちらもDSPベースのペダルで、DSPのプログラムはニコラス・ハリス氏が生前行ったものを使用しているようですね。それぞれ見てみましょう。
Catalinbread Bicycle Delay
【予約受付中:8月10日発売予定】 Catalinbread Bicycle Delay /先取り【予約特典:キーホルダー付き】【代引き不可】 |
コントロールはLUCIDITY、REFLECT、RADIANCE、MOOD、EXPANSE。順にミックス、リピート、フィルタ、ピッチの上下とディレイタイムです。MOODでピッチの上げ下げとその勾配を、RADIANCEでフィルタをかけることで音をローファイ化することもできます。ピッチシフトされたディレイサウンドと原音をミックスすることで、変わったハーモニーや不協和音を作り、音楽的な美しさを作るというペダルです。
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Catalinbread CSIDMAN
【予約受付中:8月10日発売予定】 Catalinbread CSIDMAN /先取り【予約特典:キーホルダー付き】【代引き不可】 |
かつてSONYが制作していたポータブルCDプレイヤーですね。この初期のモデルはプリリードバッファ、つまり音飛び防止機能が無く、聞きながら歩いているとちょっとした衝撃で音が飛んだりすることがあったということで、その様子をエフェクターで再現した、というようなコンセプトです。
DSPをプログラムしたニコラス・ハリス氏は、かつてジョニー・グリーンウッドのパフォーマンスを見て、そのグリッチという効果を知ったそうです。その効果について考えた結果、そのルーツには音飛びするCDがあるんじゃないかと考え、このペダル名の元となったようです。
コントロールはTIME、MIX、FEED、CUTS、LATCH。ディレイタイムは最大725msです。MIXはドライとウェットのバランス。そしてFEED、CUTS、LATCHを組み合わせてグリッチ/スタッターエフェクトを設定します。グリッチ系のペダルでは、よくアンラッチスイッチなどを使って踏んでいる間だけグリッチをかけたりホールドする、という機能がありますが、このモデルは「ランダムでグリッチを起こす」という点が他のペダルとの違いです。これは実際に音を聞く方がどんな感じか分かりやすいと思います。
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両モデルとも、内部スイッチでトゥルーバイパスとトレイルのあるバッファードバイパスを切り替え可能、またGAINトリムポットで音をブーストしたり歪ませることができます。
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