BOSSが先日発表した、新たなBOSSマルチエフェクターのフラッグシップモデル、「BOSS GT-1000 Guitar Effects Processor」。
本日開かれたBOSS新製品発表会にて、その音がデモンストレーションされました。
BOSS GT-1000 デモンストレーション by 本田毅(PERSONZ)@Winter NAMM2018 Roland/BOSS新製品発表会
Roland / BOSS 2018.2 新製品発表会〜GT-1000デモ演奏 by 本田毅氏
その様子はこんな感じ。どちらの動画も同じ様子を別アングルからという感じです。デジマート(リットーミュージック)とイシバシ楽器の担当者さんの立ち位置が分かりますw
デモプレイヤーはあの本田毅氏。
音はかなり良いですね。現在の最新デジタルモデルらしく、解像度が高いです。
GT-1000では、新たにAIRD (Augmented Impulse Resonance Dynamics) というテクノロジーを用いたAIRDアンプを多数収録。Augmented Impulse Resonance Dynamicsはそのまま訳せば拡張IRダイナミクス。IRはあえてそのままにしていますが、インパルス応答。つまり通常のIRと同じ言葉です。IRはリバーブやキャビネットシミュレーター、アコースティックギターの音の広がりなど、空間的な音の反応を再現するために使われることが多いんですが、それを拡張してアンプモデルに使用するというのはあまり聞かない感じです。どういう技術なのか興味深いです。
DD-500やMD-500、RV-500などのアルゴリズムを用いたエフェクトも収録。
空間系のサウンド良いですね。歪みは逆に、このデモではちょっとまだ分からないという方が正しいかと思います。
そして・・・これは分かる人には分かってもらえると思うんですが・・・「BOSSサウンド」、健在ですね。好みはあると思いますし、良くも悪くもと言う感じかもしれませんが、やはりBOSS機材らしい音の癖はありそう。ただこの癖ってアンサンブルになじみやすいので、使いやすさにつながるかもしれませんし、その他パラメータでいろいろ補正できる可能性もあるかと。
いずれにしても期待できそうなモデルです。
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