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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

2018年上半期に発売されたマルチエフェクターを振り返ります。


最近マルチエフェクターすごいですよね。ステージでマルチエフェクターを使っているところもよく見かけるようになりました。マルチ1台で完結しているシステムもあれば、ペダルボードでアナログペダルと組み合わせたりもしていますね。
マルチエフェクターの新製品もどんどん出ているので、今年2018年6月30日までに発売/予約開始となったモデルをまとめてみたいと思います。ブランド名順に見て見たいと思います。

Atomic Amps AmpliFire 6

まずはこちら。デュアルDSPによりハイクオリティなアンプサウンドを再現するマルチエフェクター、Atomic AmpsAMPLIFIRE PEDAL後継モデルです。
Gain、Master、Pres、Bass、Mids、Treble、Levelコントロールを搭載し、128プリセットを保存可能。6つのフットスイッチは自由にアサインすることができます。サイズもほぼ変わらず、フットスイッチだけが増えて操作性が向上しています。インプット、アウトプット、エフェクトループ、XLRアウト、ヘッドフォンアウト、MIDI IN/OUT、USBなど多彩な接続もカバーしています。20種類程度のアンプサウンドや16種類のエフェクトを組み合わせ、ハイクオリティなトーンを作ることができます。
NAMM SHOWでの様子
旧モデルのサンプルムービー

BOSS GT-1000

BOSSのあらたなマルチエフェクターフラッグシップです。新技術、AIRD (Augmented Impulse Resonance Dynamics) というテクノロジーを用いたAIRDアンプ、そしてDD-500MD-500RV-500などのアルゴリズムを用いたエフェクトも搭載。収録エフェクトは113種類。また、モノラル38秒、ステレオ19秒のフレーズループも搭載します。
エフェクトの構成は、COMPRESSOR、DISTORTION 1、2、AIRD PREAMP 1、2、NOISE SUPPRESSOR 1、2、EQUALIZER 1 〜 4、DELAY 1 〜 4、MASTER DELAY、CHORUS、REVERB、FX1 〜 FX3、FOOT VOLUME、DIVIDER 1 〜 3、MIXER 1 〜 3、SEND/RETURN 1、2、MAIN OUT L、MAIN OUT R、SUB OUT L、SUB OUT R、MASTERの大きなブロックがあり、その中にエフェクトタイプがあり、その下にエフェクトタイプが入ります。ペダル内部のエフェクトチェインはこれらのエフェクトブロックを使います。1つのプリセットの中に3つの分岐/合流を作ることができ、2つのアンプモデル、2つのノイズサプレッサー、2つの歪み・・・というようにプリセットを作っていきます。
プリセットは250(ユーザー)+250(ファクトリー)。それぞれ50バンク×5プリセットとなります。プリセットパッチはパッチごとに自動で最速の切り替えをする機能があります。
また、エフェクトブロックの設定をプリセットとは別に「ストンプ・ボックス」として保存可能。これを使えば、同じエフェクトタイプが使われている複数のプリセットの設定を同時に調整することができます。
入出力はインプット、ステレオアウト、2つのエフェクトループ、XLR端子のステレオサブアウトプット、アンプコントロール端子、2台目、3台目のエクスプレッションペダル(または各端子2つまでのスイッチ)を接続できるコントロール端子を備え、USBとMIDI IN、OUTを搭載。USB端子はオーディオインターフェース、MIDIインターフェースとしても機能します。また、Bluetoothを内蔵し、iOSやAndroidからワイヤレスコントロールも可能です。
本体の物理ノブ、フットスイッチ、エクスプレッションペダルに各コントロール設定可能となります。
サンプルムービー

Fractal Audio Systems Axe-Fx III

多彩なパラメータとハイクオリティなサウンド、マルチエフェクターの最高峰、Fractal Audio Systemsの“Axe-Fx”の最新モデルです。
3Uラックなり、画面が大きく、奥行きは逆に小さくなったモデル。心臓部のDSPも新たにKeystoneという1GHzフローティングポイントのDSPを2つ搭載。その他内部の周辺機器などもアップデートすることで、これまでのAxe-Fx II XLと比べ、DSPパフォーマンスが倍以上となっています。
アンプモデリングも新しく。各アンプには5ノブ、パラメトリックPre EQ、独立した4つのチャンネルを搭載し、操作性や音の幅が広がります。1プリセットに2つまでのアンプモデリングを使用可能。実質的に1つのプリセットで8チャンネルアンプとして使うこともできます。
キャビネットシミュレータも大きく変わります。今回のモデルでは、基本的に全てIR化。2048のキャビネットIRを搭載しています。今までのモデルにあったキャビネットシミュレータはレガシーバンクに納められ、そちらも使うことができます。もちろんIRは外部のものを読み込み可能。ユーザーキャビネットも2048種類保存可能。ここに4chミキサーが入っていて、IRをミックスして使うこともできます。
入出力端子も多彩。8in8outのオーディオインターフェースとしても使えたり、多彩なシステムはエフェクトループとして使ったりすることができます。
サンプルムービー
サンプルムービー2
Kemperとの比較
Axe-Fx IIとの比較
プリセットの様子

IK Multimedia iRig Stomp I/O

iOS機器を中心とした多くの周辺機器やプラグインソフト、iOSアプリなどを製作するIK Multimediaによるフットコントローラー型のオーディオインターフェースです。厳密にマルチエフェクターではありませんが、マルチエフェクターとして使うための機器です。4つのフットスイッチとエクスプレッションペダル、Gain、Volumeコントロールを搭載したオーディオインターフェースですね。
iPhoneやiPadを設置して、Amplitubeなどのアプリを使うことでマルチエフェクターとして使うことも、PC/Macと接続してオーディオインターフェース兼コントローラーとして使うこともできます。Phantom電源も供給できるコンボ端子のインプット、ヘッドフォンアウト、ステレオバランスアウト、MIDI IN/OUT、外部ペダルやスイッチを接続するEXT端子が2つ、USB端子、iOS用のLightning端子を搭載しています。
また、AmpliTube 4 Deluxe、T-RackS プロセッサー Ableton Live 9 Lite for Mac/PC、AmpliTube for iOS、AmpliTube Acoustic for iOS、VocaLive iOS、Mic Room for iOSのソフトウェアライセンスも付属しています。
イントロダクションムービー

Line6 HX Effects

Line6の最高峰モデル、Helixのエフェクトだけをまとめたモデル。多彩なフットスイッチながらコンパクトにまとまったペダルですね。Helixと同じオーディオエンジンを搭載し、最大9種類までのエフェクトを同時使用可能です。123dBのダイナミクスレンジで深みのあるトーンを実現。
100 種類以上のHX エフェクトを収録し、M13などに収録されたエフェクトも搭載しています。
8つのフットスイッチがあり、うち6つには個別の画面を搭載。フットスイッチは「フットスイッチにタッチするだけで瞬時に目的のエフェクトを選択し、パラメーターを編集することが可能」とのこと。1〜3のノブと大きなノブを搭載しています。
ステレオ入出力に加え、2つのエフェクトループ、2つのペダル端子、MIDI IN、MIDI OUT、USB端子を装備しています。
サンプルムービー

Nu-X Cerberus

中国のエフェクターブランド、NU-Xによるアナログ感覚なマルチエフェクターです。Level、Tone、Driveコントロールがあるブルースブレイカー系オーバードライブ、Level、Tone、GainコントロールのAngry Charlie系ディストーション。この2つはアナログ回路でトゥルーバイパスです。オーバードライブとディストーションはパラレル接続も可能です。
ここからエフェクトループがあり、次にデジタルのモジュレーションセクション。それぞれRATEとDEPTHのあるMODとCHORUSエフェクトと、セクションのLEVELコントロールを搭載。MODエフェクトはPhase45、トレモロ、ユニヴァイブ。コーラスはCE-5、CE-2、Stereo Chorusのサウンドを搭載。
最後にDELAYセクション。ここはディレイとリバーブがあり、55〜550msのテープエコー(60s)、40〜400msのアナログディレイ(70s)、80〜800msのデジタルディレイ(80s)を選択でき、リバーブはスプリング、プレート、ホールから選択可能。タップテンポも可能です。これらのエフェクトは32バンク×4の128種類のプリセットを保存可能です。
入出力はインプット、グラウンドリフトスイッチ付アウトプット、+20dBまでのブーストコントロールを搭載するアナログセクション、そしてインプット、2アウトプットとヘッドフォンアウト、+4/-10dBのインプットレベル選択があるデジタルセクションとなっています。そしてMIDI IN/OUTとUSB端子を搭載。
いろいろな接続が可能なモデルです。USBからはファームウェアアップデート、エディタによる編集、さらに外部IRを読み込んでキャビネットシミュレーターをONにすることも可能です。
デジタルセクションの2つのアウトプットはデュアルアウトで、片方にキャビシミュがかかり、片方はギターアンプに出力することが可能です。中音と外音を分けたり、いろいろ使えそうですね。
サンプルムービー

Positeve Grid BIAS MINI GUITAR

ハイクオリティなアンプサウンドで人気のPositive GridのBiasシリーズに小さなタイプのモデルです。26.6×4.6×24.8 cm、重さ2.3kgとなっています。Preset、Gain、Bass、Middle、Treble、MasterコントロールとOutputコントロールを搭載。16種類のプリセットを内蔵し、様々なアンプサウンドを作ることができます。300W(4Ω)クラスD(デジタル)パワーアンプも内蔵しています。
もちろんプラグインエフェクト、Bias Amp 2.0 Professionalのライセンスも付いていて、このプラグインを使ってより細かく、真空管やトランス、整流等を変更して数多くのアンプサウンドを作ることもできます。もちろんアンプマッチやIRロードなども可能。
さらに接続をUSBだけでなくBluetoothにも対応し、ワイヤレスで音を作っていくことも出来ます。その場でモバイル機器からワイヤレスコントロールができるのは便利ですね。ラインアウトはもちろん、エフェクトループやスピーカーアウトも搭載しています。Masterコントロールと別にOutputコントロールも付いているので、Masterまでをアンプサウンドとして作り、Outputで音量だけを変えることも可能ですね。また、このOutputを押すことで、アンプ、ヘッドフォン、ライン出力を切り替えられます。もちろんMIDIにも対応(付属の専用ケーブルを使ってミニプラグのMIDI端子で接続します)。フロントパネルにヘッドフォンアウトもありますね。
サンプルムービー

Positeve Grid BIAS MINI BASS

こちらはベース用。基本機能は同じですので、ベースアンプのプリセットが最初から入っている感じですね。
サンプルムービー
 
ということで、2018年上半期に発売/予約開始となったモデルをまとめてみました。あと限定カラーモデルや、マルチエフェクター搭載アンプみたいなのもあったりしますが、今回は基本的にフロアタイプのモデルでまとめてみました。ただAxe-FxとBiasは入れないわけにいかないので載せています。
 
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