数々のギターやベース、そしてアンプや小物類を製作するFender。ですがエフェクターはあまり作られていません。
「ミュージシャンが使える表現ツールを作る」という原点に立ち返って製作されたという、その名も「Effects Pedals Series」。まんまじゃねーかってかんじですが、そのまんまですね。
6機種出ています。それぞれ見てみましょう。
まずはこちら。ブースト付オーバードライブ。FETを用いたペダルです。Bass、Middle、Treble、Presの4バンドEQとLevel、Driveコントロール。さらに2モードのVoiceスイッチを搭載。ON/OFFインジケータはFenderアンプのジュエルを使用。Drive BoostとLevel BoostのLEDがありますね。さらに各ノブにもLEDが付いていて、暗いところでもセッティングが分かるようになっています。
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次はディストーション。2つのディストーションを内蔵し、それをブレンドして音を作ることができるペダルです。Tone A、Gain A、Tone B、Gain B、A/Bブレンド、Levelコントロールを搭載。ブレンドをパラレルブレンドではなく、シリーズ接続に切り替えることも可能。さらにBass Boostスイッチも付いています。
これはかなり面白そうなペダルですね。
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こちらはけっこうマニアックなペダルです。「トーンを損なうことなく複数のギターを使用する」際に音量を合わせるバッファペダルです。Level、Hi-Freq、そしてLoadスイッチを搭載。フットスイッチはMuteスイッチとなっています。
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続いてコンプレッサーです。ナチュラルなコンプレッサーということです。Drive、Recovery、Level、そしてBlendコントロール搭載。クリーンブレンドが付いてるコンプレッサーってギター用だと意外とないんですよね。ON/OFFのインジケータが通常は白で、コンプレッサーが動作しているときはピンク色になって動きが分かるということです。
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次はディレイです。デジタル、アナログ、テープの3種類のディレイタイプを選択できるペダルです。モジュレーションも追加できます。Level、Time、Feedback、Rate、Depthコントロールを搭載。Typeでディレイタイプを選択し、さらにVariationスイッチで各タイプのディレイサウンドを2種類から選択できます。また、Dotted 1/8スイッチでディレイタイムを付点8分モードにすることもできます。4分でディレイタイムを設定し、このスイッチを入れると付点8分になるという感じですね。
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最後にリバーブです。こちらもHall、Room、Shimmerリバーブタイプを選択可能。Pre Delay、Reverb Time、Damping、Levelコントロールを搭載。プリディレイ設定できるの良いですね。ディレイ同様、TypeスイッチとVariationスイッチを搭載。各タイプ2種類ずつのサウンドを選べます。さらにFilterスイッチでフィルタをかけることも可能となっています。
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ということで、Fenderのエフェクター各種でした。
これまでフェンダーのペダルって、本格ファズのBlenderはともかく、最近のモデルはなんか低価格なモデルだったり、いわゆる「OEM」な感じのモデルが多かったですね。今回のシリーズもそうかもしれませんが、見た感じ、他では見ないオリジナルな要素もあるように思います。そしてノブが光ったり、フェンダーアンプのジュエルが使われていたり、そしてかなりコントロール系統などこだわりが多くて面白いですね。
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