独自のポリシーを持ち、独特のスタイルのデジタル技術でエフェクターを制作するNeunaber Audio Effectsから、新しいプリアンプペダルが登場です。
「Neunaber Audio Effects Neuron」は、クリーンからハードなドライブまでをカバーするプリアンプペダル。コンパクトサイズで、多くの機能を備えたペダルです。
6つのコントロールは、Gain、Comp、Level、Low、Mid、High。3バンドEQと、1ノブで設定できるコンプレッサーも備えたプリアンプですね。+60dB以上にまで設定できるGainコントロールで、クリーンからヘヴィサウンドまでをカバー。コンプレッサーは最小にするとバイパス、上げていくとThresholdを下げながらRatioとコンプレッサー部のLevelを上げるという動作をするので、1ノブで自動的に最適なコンプをかけられる、というものですね。
さらにEngage(ON/OFF)スイッチを押しながらノブを回すことでLevel以外の各ノブのもう一つの機能を使うことができます。
もう1つの機能は、Gate、Tight、PresとTilt、Speaker。
Gateはノイズゲート、Tightはローエンド、Presはプレゼンス、そしてTiltはチルトEQで、環境や使うアンプなどによる違いを補正するEQ、SpeakerはスピーカーシミュレーターのON/OFFです。
スピーカーシミュレーターは同ブランドのIconoclastを全部12時にした設定となっています。
これらの設定を本体では6つまでプリセット可能となっています。
面白いのが、「既存のアンプを元にした音ではない」ということ。アンプをシミュレートするのはオリジナリティがない、「どんな技術にも長所と短所がある中で、ある機材を別の媒体で似せようとするのは、汎用性の否定だ」というポリシーから、オリジナルで良い音を作るプリアンプを作ったということです。
本体上部にはミニプラグのMIDI INとThru/Out端子を搭載。付属のMIDI変換ケーブルを使って、MIDIコントロールもできます。
MIDIからコントロールすれば、24種類のプリセットにアクセスでき、全てのコントロールをMIDIで操作することもできる、ということですね。
Neunaber Neuron Gain Intelligence - Digital Dirt Done RIGHT! (Stereo)
Neunaber Neuron - Demo/Overview
ペダルサイズのプリアンプは、確かにそのほとんどが何かのアンプサウンドをシミュレートするために作られています。そうではなく、オリジナルで、このサイズで作るというその気概は、ブランドとしてとても良いなと思います。
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