数々の小型エフェクターや、ハイクオリティなマルチエフェクターで人気のMooerから、ギターサウンドをモーフィングするペダルが登場です。
フラッグシップマルチエフェクター、GE300にも搭載された機能ですね。
「Mooer Tone Capture GTR」は、ギターサウンドを別のギターサウンドに変換するようにつかうことのできるペダルです。
本体には7つのプリセットがあり、ONにすることでそのプリセットをロードして、ギターサウンドを別のギターサウンドに変換します。
よくあるギターシミュレーターと違っているのは、そのロードするギターサウンドも、自分で取り込むことができるという点。
方法は簡単で、まず、ギターサウンドを保存したいプリセットを選び、フットスイッチを長押しします。LEDが赤くなるとトーンキャプチャーモードとなります。
ここで、例えば、フロントPUにしてTONEを絞ったレスポール(TARGET)を接続し、フットスイッチを押します。一定時間、プリセットLEDがいろいろ点滅して「サンプリング」を行うので、その間にギターを弾きます。開放弦、コード、指板全体の音を弾いて、その音をペダルに覚えさせます。
続いて、LEDボタンを押すと、LEDが青くなります。ここで、実際に演奏するギター、例えば、リアPUにしたジャズマスター(SOURCE)を接続します。そしてフットスイッチを押すとプリセットLEDが同じようにサンプリングを示すので、先ほどと同じようにギターを弾きます。
完了したらLEDボタンを押すと、そのサンプリングが保存されます。エフェクトON/OFFを切り替えて、実際にジャズマスターのリアPUでレスポールのフロントの音が出ているかを確認。もちろん、これらのサンプリングややり直しも可能。
さらに、ペダルに搭載された3バンドEQ(MIDはせみパラメトリック)を調整し、音色を整えることもできます。
OKであれば、プリセットを保存。すると、ジャズマスターを接続してこのプリセットをロードすると、TONEを絞ったフロントPUのレスポールサウンドをジャズマスターのリアPUで作る事ができる、という仕組みですね。
要は、例えばこれまでライブでギターを複数使っていた人なら、それを1本だけに減らすことができたりする、というもの。EQが付いているので、7プリセットできるイコライザーやブースターとして使うことも可能となっています。
The Mooer Tone Capture GTR - It's like a Mini-Kemper for Guitars!
MOOER Tone Capture GTR Official Demo
アコギの音を覚えさせたりするのも面白そうですね。逆にアコギでベアナックルPUのMayonesサウンドを出す、みたいなこともできたり。
いろいろと使えそう。サンプリングにちょっと慣れが必要そうな感じはしますが、おもしろそうなペダルです。
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