「Parasit Studio The Multiwave Mega Guitar Synthesizer」。
ウェーブテーブルシンセを基本とした、モノフォニックギターシンセです。
ウェーブテーブルシンセとは、入力された波形を繰り返して音を作るスタイルのシンセ。
このペダルの場合、ギターからの入力がその基本の波形となるような感じです。
モノフォニックなので、単音用。和音を弾くとノイズみたいな音になるとのことですね。
構造としては、内部にオシレーターが2つあります。2つのオシレーター(プライマリとセカンダリ)は個別に波形を選択することができます。選択できる波形はノコギリ、スクエア、パルス、ナローパルス、ベル、サインとノイズ。ノイズはプライマリでしか選択できません。
オシレーターはWAVE/SHAPE/SHIFTとDETUNE/BLEND/OCTAVEボタン、およびLEVELで機能やサウンドを選ぶ形となっていて、プライマリのみをつかうか、セカンダリをブレンドするかを選びます。
デチューンはプライマリにのみかかり、セカンダリをブレンドすると和音のようになります。
オクターブはセカンダリオシレータをオクターブ下げ、サブオクターブオシレーターのようにも使えるという形です。
続いてフィルタセクション。VCFを搭載していて、これはLFOやエンベロープで制御できます。
VCFはRESO(レゾナンス)、CUTOFF/RATEコントロールで調整でき、ENVELOPE/VCF ON/LFOボタンを使って、VCFのON/OFFと、エンベロープ、LFOのどちらで制御するか、またエンベロープのアタック/リリースやLFOとエンベロープのどちらを使うかを選ぶことができます。
最後にLFOセクション。LFOをかけてトレモロやパルス的な音にすることができます。ここはRATEコントロールと、LFO SHAPE/LFO ON/MODEボタンでLFOのON/OFFや波形、動作モードを選択できます。
ペダルの下部にはギターシグナルに対する応答を調整するTHRESHOLDコントロールと、SUSTAINモードの設定があります。SUSTAINモードはENV TRIGとHOLDの2つのモードがあり、SUSTAINフットスイッチを踏んだ時の音をずっと伸ばすのがHOLD、SUSTAINモード中、ギターを弾いてそのたびに音を変えて伸ばしていくのがENV TRIGモードとなります。
Multiwave Mega demo
Multiwave Guitar Synthesizer
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