かつてPeaveyでEVHのシグネチャーモデル、5150アンプを開発し、その後のハイゲインアンプの礎を築いたアンプビルダー、James Broswn氏が設立したエフェクターブランド、Amptweaker。
そのAmptweakerが新しくなりました。
これまでのモデルのサウンドを維持しながら全体のデザインを一新、ラインナップを新しくしました。新しいモデルも全てJames Broswn氏の設計によるものとなっています。
新しいAmptweakerのモデルは、大きく「Pro II」とスタンダードなモデルがあります。Pro IIは以前の「Pro」モデルの発展系。元々多機能なペダルでしたが、さらに機能が追加されています。一方、スタンダードモデルは以前の「Jr.」を継承したコンパクトなモデルになりました。
各モデルみてみましょう。
Amptweaker Tight Metal Pro II
5150系のハイゲインサウンドを作るメタルペダルです。コントロールは、まず赤いノブがVol、Res、Pres、Low、Mid、High、Gain、Tight、Boost Vol、Boost Gain。
3バンドEQ+Tightでローエンドの締まりを調整するスタイルを継承しつつ、さらにResとPresを追加。ResはResonance、PresはPresenceで、以前のDepthFinderというモデルのものとなっています。Boost Vol、Boost GainはブーストON時のコントロールですね。
そして、赤いノブの間にあるコントロールが、DeFizz、Mid Boostスイッチ、Thrashスイッチ、Smoothスイッチ、Gateとなっています。
DeFizzは以前のDeFizzeratorというモデルのもので、高域のノイズ成分を緩和するコントロールです。特にゲインを上げたときに効果的ということです。Thrashはミッドをさらにカット、Smoothはエッジを丸くするスイッチ、Gateはノイズゲートのコントロールですね。
そして、本体には3つのエフェクトループを搭載。3つのループはエフェクトOFF時にONになるSide Track、エフェクトONに連動するGrobal、そしてブーストON時に連動するBoostループとなっています。
さらに、アウトプットに加え、ヘッドフォンアウトとXLRアウトを搭載。この2つのアウトはキャビネットシミュレーターがかかります。CAB SIMスイッチで3タイプのサウンドを選択できます。
また、GRD LIFTスイッチを搭載しています。
さらにエフェクトON時に効くFAT NORMとブースト時に効くFAT BOOSTスイッチも付いています。
サウンドは変わらず、さらに細かく調整したり、ラインアウトにも対応できるようになった、アナログペダルとしては相当すごい機能を持ったディストーションです。
Tight Metal Pro II Review
Amptweaker Fat Metal Pro II
Amptweaker Big Rock Pro II
Amptweaker Tight Drive
コントロールはVOL、TONE、GAINとノイズゲートのGATEコントロール、およびPlexi/SlashスイッチとFat/Tightスイッチとなっています。
Amptweaker Tight Rock
Amptweaker Tight Metal
以前あった機能で使えなくなったものとしては、全体的に電池駆動ができなくなったという感じです。
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