Rolandのサウンドクオリティとイタリアンデザインで作られるV-MODA
のヘッドフォン。その中でもモニターヘッドフォンとして位置づけされるV-MODA M-200
に、2021年にアニバーサリーモデルとして発売されているSD-1
とMT-2
の名前を入れた限定モデルが登場です。
仕様は同じなので、まずは通常のV-MODA M-200について。
元々V-MODAはローランド傘下ではなく独立したアメリカのメーカーです。DJヘッドフォンブランドとして地位を築いていて、2016年にローランドグループとなりました。ローランドのサウンドと、イタリア、ミラノのデザインスタジオによるデザインを組み合わせ、ローランド以前からのアイコンとなっている6角形ハウジングを継承したデザインのヘッドフォンを発売しています。
V-MODA M-200は、2019年11月に発売されたモニターヘッドフォンです。
高い解像度を持ちながら定位や奥行き、周波数特性といった楽曲制作に必要なポイントを重視して作られたモデル。ダイレクト性を重視して速いレスポンスの振動板を持つ50mmのドライバーとそれを耳に伝える広い開口部、そして前後で厚みを変えたイヤーパッドを採用しています。
また、基本的に密閉型のヘッドフォンですがハウジングに7ヶ所、ドライバーユニットに10ヶ所の穴を設けて空気の流れをコントロールし、音がしっかり出るように作られているということです。
イヤーパッドは取り外しが容易なマグネット固定となっていて、パッド部の消毒などメンテナンスが簡単に行えるようになっているというのもスタジオユースを想定したモニターヘッドフォンらしいところ。長時間の作業が快適にできるよう軽量ヘッドバンドを持ち、片耳だけを使う際のねじれまで想定したものとなっています。
出来るだけフラットな特性を持ち、40kHzまでのハイレゾ対応。バランス接続(LR個別にGNDが出る接続)も可能です。ケーブルは脱着式。変わっているのが、このケーブルが片側出しケーブルなんですが、インプットが左右にあり、どちらにケーブルを挿しても良い形となっています。つまり作業環境に合わせて右出しと左出しのどちらにも対応しているということですね。
インピーダンスは30Ω、感度101.5dB/mW( 1kHz時)なのでヘッドフォンアンプはなくてもだいたいのヘッドフォン端子で十分使えそう。周波数特性は5~40,000Hz、重さは290gと軽量です。
ちなみにマイクを内蔵していて、スマホとかの通話にも使えます。(付属Speak Easyケーブルを使用。)
SD-1やMT-2の名前が入っていても、もちろん歪むことはありませんが、オーバードライブヘッドフォンとかメタゾネヘッドフォンは面白い。てかちょっと欲しいですw
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