Electro-Harmonixのポリフォニックオクターブジェネレーター、POGシリーズに最新モデルが登場です。
これまで中心となってきたPOG2が大幅に進化を遂げました。
スライダーとノブを組み合わせたコントロールは伝統的。
左からInput GainスライダーとMaster Volノブがあり、入力と出力部のシグナルレベルをここで調整します。
続いてDRYと-2、-1、+5th、+1、+2のスライダーとL/Rパンニングノブがあります。これまでのPOG2にはなかった+5度の音が加わり、さらにステレオ化されているのがわかります。
- 1、+2にはFOCUSボタンがあり、POGオリジナルオクターブアルゴリズムとPitch Forkスタイルのアルゴリズムを切り替えます。FOCUSがOFFのときがPOGオリジナルで、レイテンシが短くなります。FOCUS ONのPitch Forkスタイルはエクスプレッションペダルで+1と+2のピッチベンドやフリーズが可能となります。
その右側には3つのスライダーとノブがあり、順にATTACKスライダー、フィルターセクションのFILTERSスライダーとQ、ENVノブ、そしてDETUNEスライダーとSPREADノブとなっています。各スライダー下にはDRYボタンがあります。
ATTACKは全オクターブサウンドのアタックを調整。最小にしたらゆっくりとオクターブが立ち上がるようなサウンドに、高くするとアタックが速いサウンドになります。DRYボタンを押すとドライシグナルにもATTACKスライダーが影響します。
FILTERスライダーはフィルターのカットオフを調整。QはフィルターのQで、ENVはフィルターをエンベロープフォロワーに同調させるかどうかで、中央でOFF、右と左でエンベロープに対するフィルターの動きが逆に鳴ります。DRYボタンでドライシグナルにもフィルターをかけられます。DRY長押しでフィルターのオプションを設定することもできます。フィルターオプションはローパス、バンドパス、ハイパスの選択やアタック、ディケイタイム、センシティビティの調整です。
DETUNEは+1、+2オクターブ市議唸るにデチューンをかけ、コーラスやフランジャーのようなサウンドを作ります。スライダー最小でOFFになります。DRYボタンでドライシグナルにもデチューンがかかります。SPREADノブは+5th、+1、+2スライダーとDRYスライダー(DRY ON時)にショートディレイを加え、L/Rで短い時間差を設定してステレオイメージを広げることができます。
さらに本体上部にはディスプレイとNAVCODERノブ(ディスプレイを見ながらメニューを操作するノブ)があり、左上にはLEFT、RIGHT、DIRECTアウトプットのON/OFFボタンとEXPボタンがあります。
フットスイッチは3つあり、PRESET▼、PRESET▲、EFFECTスイッチとなっていて、プリセットの選択やエフェクトON/OFFなどを操作します。
背面にはインプット、ステレオアウト、ダイレクトアウト、エクスプレッションペダル端子とMIDI IN、OUT、およびUSB端子があります。USB端子はPC/Macと接続し、EHXportソフトウェアでプリセットの編集や管理、ファームウェアアップデートなどが行えます。
本体にはプリセットを100種類保存することができます。また、Liveモードに設定すれば操作したノブ・スライダーの状態の音を出すこともできます。
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