Universal Audioのコンパクトペダル、UAFXシリーズに新たなアンプシミュレーターが登場です。
「Universal Audio UAFX Knuckles '92 Rev F Dual Rec Amplifier」。
このペダルは、1992年製のDual Rectifierを再現したモデルです。
1991年に発表、92年に発売されたDual Rectifierは、いくつかのアップデートが行われています。
まず、Rev.A、Rev.Bと呼ばれるモデルは開発の始まった1989年ごろから1991年のプロトタイプ回路です。
1992年2月に発売された当初はRev.Cで、ジョージ・リンチが90年代のツアーで使用していました。グリーンチャンネルでもかなり歪んだということです。
Rev.Dも1992年。Rev.Cより少しダークでアグレッシブなトーンを持ち、92年の8月ごろまで作られた回路です。
Rev.Eは最も生産数が少なかっったという回路で、少しブライトなトーンが特徴。92年9月ごろまで作られていました。
そしてRev.F。クリーンチャンネルがより明瞭なクリーンとなり、メタルよりなトーンを持つ、ある意味で完成形と呼ばれるのがこのRev.Fです。
Triple Rectifierが発売されたのもこのRev.Fからです。Rev.F回路は1994年ごろまで作られています。
1994年からはRev.Gとなり、2000年まで作られました。Nu-Metalなどのサウンドとして知られるのはこのRev.Gがほとんどです。
改めて、UAFX Knucklesは初期の完成形とされるRev.Fモデルを再現したものです。
コントロールはGAIN、PRESENCE、OUTPUT、LOW、MID、HIGH。中段に3つスイッチがあります。右側はGLN、ORG、REDのチャンネル切り替え、中央はノブの役割とプリセット保存です。ノブをALTにすると、ROOM、GATE、OVERDRIVE、OD TONE、OD LEVELコントロールになります
左のスイッチはキャビネットシミュレーターの選択スイッチです。CLNはクリーンんチャンネル、ORGはおオリジナルゲインチャンネル、REDはミッドを抑えたチャンネルです。
ノブがALTモードになると下段がオーバードライブコントロールになりますが、このオーバードライブは…
そして2つのフットスイッチでエフェクトON/OFFやプリセットのON/OFFを切り替えます。
選択できるキャビネットシミュレーターはアプリから追加できるものも含めて下記となります。
LEDが赤
- UK V30:Celestion V30×4の英国製キャビネットにSM57
- CA V30:Celestion V30×4のアメリカ製キャビネットにSM57
- WHITE75:Celestion Creambackスピーカー×4のキャビネットにSM57+R121
LEDが緑
- UK V30:Electro-Voice EVM12Lスピーカー1発のキャビネットに414マイク
- CA V30:Celestion Classic Lead 804発キャビネットにSM57+R121
- WHITE75:Celestion GreenbackとJBL 120Fスピーカー2発ずつのキャビネットにSM57
他にアプリからノイズゲートの設定やプリアンプとEQ、パワーアンプの接続切り替え、ORGとREDチャンネルのモード(Normal/Vintage)切り替え、パワーアンプを6L6とEL34サウンドで切り替え、整流器をソリッドステートと真空管サウンドで切り替え、動作するパワーチューブの電圧切り替え、マスターボリューム設定ができます。
www.youtube.com
www.youtube.com
www.youtube.com
www.youtube.com
Lineアカウントからブログ更新をお知らせ!
がっきや速報
人気blogランキングへ