自宅で大きな音を出すってのは日本では難しいものがあります。
そういった需要はけっこう世界的にも大きいみたいで、10Wとか15Wといった練習用アンプは多数ありますね。そんな中で、今回は¥15000を最低ラインとして、2万円前後のものをいくつか紹介してみたいと思います。まぁ、だいたい15Wくらいまでが練習用アンプとみていいと思いますのでそのあたりからいきましょう。
まず、紹介する前に音量について考えますと、15Wだからとか、100Wだからってのは実はあまり関係がありません。正直な話、使用するスピーカーによってもまったく音量は変わってきますし。では、なぜ15Wくらいが練習用か、というと、一般的に「家庭用アンプ」として設計されているアンプで、最大出力のものが15W程度、ということです。近年はハンドメイド真空管アンプなんかが多数ありますが、そういった高級アンプにはあまり100Wとか200Wとかいうのってないですよね。ですがああいった高級なアンプは、ステージでも十分使用できるものになっています。そういったアンプにコンボタイプが多いのも、スピーカーまで選んで作られているからですね。
話がそれてしまいましたが・・・今回は2万円前後の、ということですので、自宅練習用として設計されたアンプの中では、かなり高級なタイプとみていいでしょうね。
では、いきましょう。
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実はこのアンプは、私は何度か使ったことがあります。GT-ODの試奏のときもそうでしたね。クリーンチャンネルは非常に澄み切っていて素直です。一緒についている空間系エフェクトもなかなか高品質で、その操作性もいいです。
この澄み切ったサウンドはさすがセレッションスピーカーですね。
ドライブチャンネルはMXR系の軽めのディストーションです。一般的な「ロック」ならばけっこうなんにでも使えそうなサウンドで、幅広いジャンルに対応します。そのあたりも「この音しか出ない」タイプではなく、多チャンネルで様々な音作りに対応したアンプが得意なケトナーらしい部分ですね。「ロックに必要な音」を良くわかっています。ライン入力やヘッドフォン端子はこのクラスの練習用アンプなら当然、ついています。
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中でもディストーションにはこだわっているようなので、ハイゲイン系の音楽をされている方には特にオススメできるんじゃないかと思います。
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こんなところでしょうかね。いろいろと見てみましたが、こういったクラスの練習用アンプも面白いですね。うちには15Wのプリチューブのマーシャル(もう生産していません)がありますが、なかなか締まったサウンドで、弾いていて気持ちがいいです。
今後は、真空管を使ったものがさらに増えそうですね。