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Fender Japan ST57-66US BLACK その2

今回はストラトレビューの続きです。前回のときに改造箇所の説明をまた今度する、と書いたまま放ってあったので、それをやろうかと。
今のところ、改造点は電装系とその周辺のノイズ対策です。その辺を詳しくみていきたいと思います。
では、いきませう。(画像が多いのでケータイの方は注意してください)
お久しぶりに登場!うちのストラトさんです。

以前は「気にしないで」といったぺんぎんステッカーですが、これを貼った理由は、この黒白ストラトが私にはペンギンにしか見えないんですwブラッキー?意識してないよw
私はペンギンという鳥が好きで、それでストラトなら黒!と決めていました。
では、そろそろ弦もへたって錆びかけてきたので、交換することにします。

弦を取りました。なんか味気ないですよね。
それでは改造箇所を見ていきます。ピックガードをはずしてみましょう。

こうなっています。
まず改造するに至った理由ですが、私はこのストラト(2005年製)を、¥13000で買うことができました!売買掲示板は見ているとたまに掘り出し物がありますね。で、そのときの状態ですが、ネックとボディはほぼ新品。ちょっと逆反りしてました。弦は張ってありましたが、錆び錆びでした。
で、キャビティ内は弦アースが断線し、リアPUの音量が極端に小さい、という状態でした。オークションならジャンク扱い、といったところですね。ギターに詳しくない方なら、弦を押さえてもノイズが止まらないのでこれは使えない!となるかもですね。リアPUもこれはおそらくコイルが断線してそうです。
それなら!ということで、Fender Japanのギターの弱点である電装系を全交換してしまえ!というわけです。

  • ピックアップ交換

もともとついていたのは、USA VintageというPUでした。歪ませるならば悪くはない、といった感じでしたが、クリーンサウンドは艶がなく、なんか弦の音を機械的に拾っている、という雰囲気でしたね。ただ、値段を考えるとそう悪いものではないと思います。
しかし私はストラトのクリーンサウンドが好きなので、これではちょっと・・・ということで交換したのがこちらです

LINDY FRALIN VINTAGE HOT TALL D SET WHITE

ハンドメイドPUメーカーとしては新しいブランド、リンディ・フレーリンですが、そのサウンドはすばらしく、非常に評価が高いです。特に私のストラトに使われている「バスウッド」のボディは、ピックアップのサウンドにかなり左右されますので、重要な要素となるわけですね。
このTALL Dというのはいわゆる一般的なホールピースの高さ、ということです。リンディはホールピースの高さにこだわりを持っているようで、55年以前のストラトを再現したTALL G(3弦のホールピースが高い)タイプや、右利き用ギターでジミヘンサウンドを再現させるためにすべてのホールピースの高さを逆にしたWoodstock'69といったモデルがありますね。
さて、こちらのTALL Dは正規輸入品だとセットで7万5千円もします・・・おそろしいw私は写真のリンク先から買ったので激安でしたが・・・直輸入品ですけどね。
ピックアップカバーが付属していて、ホワイトとアンティークホワイトがあるようですね。
センターピックアップが逆巻きになっているので、ハーフトーンでのノイズが少なくなります。また、リアPUの巻き数を増やして音量バランスも取ってありますね。

  • 電装系

国内屈指のコンポーネントモデルメーカー、SonicのTurbo Blender 2というキットです。これは簡単にいうと、センターとかリアPUのサウンドにフロントPUを「直列」でつないで太い音を得よう、というものですね。そのつなぎ具合もポットで連続的に調整できるので、音作りの幅がかなり広がります。
フロントPUトーン調整ポットをマスタートーンに、センターPUトーン調整ポットをブレンダー用にすることで、見た目も変わりません。私はセンター+リアのハーフトーンにフロントをブレンドしたクリーントーンが好きですね。全てのピックアップで音を拾うので、なんだかアコースティック感が出ます。また、この「2」は全てのポットがフルテン時にバイパスされる「フルアップポット」というのを使っています。好みがありますが、音抜けが格段によくなるので、私は気に入っています。フルアップでないターボブレンダーも売っていますね。
装着するとこんな感じです↓


オイルコンデンサですね。HGC?というのは聞いたことがありませんが、CPCコンデンサはオーディオ関係によく使われます。これを選んだ理由は、面白そうだ、というのが一番なんですが、ポットやコンデンサなどが配線済みの状態になっているので改造が楽、というのもありますw

  • ノイズ対策

キャビティのノイズ対策を行っています。

一目でわかると思いますが、キャビティ全体にアルミテープを貼り付けてあります。単純ですが、根気のいる作業です。これは100均で売ってた「台所用アルミテープ」というやつです。ちゃんと通電しますw
実はまだ完全ではなくて、ピックガード側にもちゃんと貼らないといけません。(ていうか貼るの忘れてましたw)
しかし、ただ貼るだけではノイズアンテナになってしまう可能性もあります。大事なのはここからです。といってもこちらも単純な作業ですが・・・

わかりますかね・・・弦アースをいったんキャビティのアルミに落とすための、木ネジを使ったターミナルを作っています。これで万全です。今、ピックガード側にアルミを貼っていないにもかかわらず、ノイズは非常に少ないですよ。これでピックガードにもちゃんと貼れば、完全にシールドされるのでさらに減ることでしょうね。まだ改造予定があるので、そのときにでもやろうかと思います。

ジャックのキャビティにもこのとおり。

ジャックはスイッチクラフトに変えました。効果のほどは不明ですが、なんか「クライオ処理」(一部ではオカルトと言われているw)をしてあるタイプです。200円くらいの差だったので、ま、いっか、と。
ジャックから出てる線がどちらも白ですが、これは配線材を買ったとき、Belden#8503(クライオ処理)のもので、白しか売ってなかったからです・・・一応、マイナス線には印をつけてありますけどね。

それでは弦を張りましょう

私はいつもこれです。アーニーボール10-46。
ただ、レスポールに出荷状態で張ってある弦・・・これがとても良くて、今あるストックがなくなったら次はGibson弦で統一しようかと考えています。
ストラトのペグって独特で、先に弦を切らないといけませんね。

私はいつも、弦を入れるペグ+2ペグ分の長さを残して切っています。

そして、弦の力のかかり方が変わる部分で折り目をつけます。これでだいぶ違います。
あとは張ってチューニングして一晩ほど置けばOKですね。やはり新しい弦は気持ちがいいですね。

さて、改造箇所を見てきましたが、今後変えようと思っている部分を挙げておきます

  • ブリッジサドル

チタン製サドル

 
音質UP、サスティンの上昇、そして弦振動が安定する、ということですね。評判も良いですし、見た目的にもいい感じなので第一候補です。

グラフテック製サドル

 
こちらも非常に評価の高いサドルですね。新素材?かなにかを使っていて、サスティンや耐久性はもちろん、チューニングの安定にも効果があるそうです。

  • トレモロブロック

これは純正品がダイキャストで非常に軽いので、重さのあるスチール製に変えようと思っています。

  • ペグ/ナット

現状で別に不満がないので、これは後回しにしていくと思いますが・・・弦張りがラクなロックペグと、チューニング安定性が高いというグラフテック製ナットにしたいと思っていますね。

SPERZEL 6L

Graph techストラト用ナット

こんなとこでしょうかね。ハイエンドパーツを集めて、ヴィンテージ志向なモダンストラトを完成させたいな、と考えています。ボディ材がバスウッドのストラトは安物のイメージがありますが、そのイメージが正しいのか間違ってるのか、そんなところも追求していきたいですね。
昨日の記事に書きましたラルクのKenモデル「叙情詩」もハイエンドパーツを組み合わせたタイプでしたので、あれを目標にやっていきたいと思っています。



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