LSL Instruments Delrey“Shiva”(Red Sparkle) #09今ならエントリーで合計最大ポイント10倍! |
アメリカ、カリフォルニアにてハンドメイドでギターを製作するLSL Instruments
は、主にヴィンテージFender系のハイエンドなギターをラインナップしています。
そんなLSLから、個性的なオリジナルギターが登場です。
この「LSL Instruments Delrey“Shiva”」は、旗がはためいているような、またはストラトが溶けたような独特の外観を持ったギターです。
ボディはアルダー、ネックはCシェイプのメイプルネックで、メイプル指板21F仕様。フレットにはミディアムジャンボの定番、6105を採用しています。
ピックアップはSSH配列で、すべてLSLオリジナルの手巻きモデル。フロントとセンターは60sスタイルのシングルコイルです。コントロールは1Vol、1Tone、5Wayセレクターで、ブリッジはシンクロナイズドトレモロですね。リアハムはコイルタップできるということで、ハーフトーン時はシングルとなるのかもしれません。
ボディシェイプとしては、Non Reverse FirebirdやGretsch Thunderbirdに近いスタイルなので、かなり個性的ですが演奏性は悪く無さそう。むしろ全体的にコンター加工が入っているので弾きやすいのかもしれません。またフロントPUがスラントしていて、21Fは4弦までしか無い、言い換えればそれだけネック側にフロントPUの6弦側が出ているということで、フロントにすればかなり暖かなローエンドが出そうです。スペックとしてはストラトキャスターに近いですが、このシェイプやPUなどから、どちらかと言えば暖かめなサウンドのストラト、となるのではないかと思います。ペグもRatio製のMachine Headsが使われていて、これは各弦のテンションに合わせてギア比を替えたモデルということです。もちろんフルハンドメイドです。
手作り、それも小さな工房で作られるということで、手頃なギターとは言えないかも知れませんが、こういう作り方をされるギターって総じて弾きやすいんですよね。高価なギターほど扱いが難しいイメージがあるかもしれませんが、実はハイエンドなギターは弾きやすいんです。また、こういった小さな工房のモデルはカスタムメイドなども多く、仕様違いのモデルも多くあります。なので「欲しい」と思ったものに出会ったら一期一会であることも多いです。基本的に全てがカスタムモデルみたいなものなので、LSLに限らず、そういったハイエンドギターを買ってみようというときにはそういう気持ちでいるのが良いと思います。
サンプルムービー(センターPUなし、コントロール構成が違うタイプ)
音は良い感じですね。見た目はやっぱり個性的で、弾いている様子を見てもなんだか面白いです。どんな弾き心地なのか、試してみたいギターですね。
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