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きになるアンプ VOL.3 JMI AMPRIFICATION "JM4"

「60年代のブリティッシュサウンドを再現」と言われているJMIのアンプは、もう一目見てわかるこのデザインの通り、オールドのVOXアンプを旧来の製作法で現代によみがえらせることを目的としたアンプです。というより、JMIアンプこそ本当のVOXアンプと言った方が正しいのかもしれません。
これは別に売り文句のようなものではないのです。VOX創設者の一人として有名なトム・ジェニングス氏が設立した会社が「ジェニングス・ミュージカル・インストゥルメンツ」すなわち「JMI」だったのです。そして、JMIが作るアンプのブランドがVOXアンプだったというわけですね。現在、VOXブランドはKORGが所持していますので、JMIはVOXの名前を使うことができません。JMIアンプは確かに、オールドVOXアンプのコピーと言えますが、ある意味で現在のVOXアンプのサイドストーリー的な流れをくむ、もう一つのVOXアンプといえるのかもしれませんね。
さて、VOXアンプで有名なものといえば、やはりAC30、そして独特なサウンドは「Top Boost回路」によるものだ、と言えると思います。しかし、初期のVOXが製作していたアンプは、4W、10W、15Wという小出力のものがメインでした。というのも、60年代に入る前の時代では、ステージも大きくなく、さほど大音量を出す必要がなかったからです。
今回みていくJMI AMPRIFICATION JM4は、そんな初期の頃のVOXラインナップにあった、AC4を再現したモデルのようです。
搭載されるコントロールは、Volume、Tone、Speed、Intensityとなっていて、SpeedとIntensityはトレモロのコントロールなので、アンプ自体は1VOL、1TONEという非常にシンプルなコントロールであることが分かります。
真空管は、プリ部にECC83(12AX7)が2本、そしてパワー部にEL84が1本という、まさにブリティッシュアンプの王道的な構成です。整流にはトランジスタを使っているようです。そして、4W出力の小型アンプとしては非常に珍しいことに、スピーカーにはセレッションの12インチを1発搭載していますね。インプットはHiとLowの2インプットです。なのでチャンネルリンクを使うことはできませんし、1VOLアンプということでアンプ本体を歪ませるのは音量を上げなければなりませんが、4Wとはいえセレッション12インチはかなり迫力のあるサウンドとなりそうで、小さなライブハウスなどでも充分使えるアンプといえるかもしれませんね。
とはいえ、30〜40万円クラスのアンプがずらっと並ぶJMIアンプの中で、このJM4は最も安いモデルとして、旧来のオールドVOXサウンドに近い音を出すという意味では、かなり興味があるモデルです。一度試してみたいですね。
 

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