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エフェクト世界紀行 VOL.3 〜4ms noise swash〜


ずっと、「一度使ってみたい」と思っていた4ms noise swashを、またもセカイノナインボルトさんが貸してくださいましたので、レビューしていきたいと思います。
実はナインボルトさん、まとめてたくさん貸してくださったんですが、あんなにたくさんのエフェクターが一気に届いたのは初めてでした。だって「ついでにこれも入れておきました」といって数万円するものを送ってくださるものですから、もうびっくりですよ・・・w 現在は無事にお返しすることができ、安心しています。
では、ノイズスウォッシュ、いってみましょう!

4ms noise swash


こちらが、4ms noise swashです。このペダルについては、以前にもちょっと触れたことがありますが、とにかく強烈な自己発振系ファズですね。回路図を公開し、「販売さえしなければ、誰でも作っていいよ」という独特のスタンスの4msのペダルですが・・・回路図を公開しているとはいえ、これ、相当パーツが多いので作るのもまた大変そうです。
今回お借りしたものは最もベーシックなタイプで、コントロールは10種類です。改めてご説明しますと・・・

  1. pregain:歪みの1stステージのゲイン
  2. clip:クリッピングセレクト用ミニスイッチ
  3. swash:「ノイズサーキットのスイートスポット」の調整
  4. noisegait:入力音とノイズ音のミックス量?
  5. postgain:歪み3rdステージのゲイン
  6. treble:2バンドEQ
  7. bass:2バンドEQ
  8. self-oscillation:発振量をコントロール
  9. self-osc stomp:写真左側のフットスイッチ。発振モードの変更
  10. Volume:ヴォリュームコントロール

となっています。これは回路も公開していますし、内部画像の公開はOKとのことで、さっそく見てみます!

大きなボディにいっぱいいっぱいの基板が入っています。MAX TWEEKER等の拡張版にも同じ基板を使うようで、一部パーツがついていないところがあったりしますね。

ON/OFF回路はトゥルーバイパスです。

こちらはSelf-Osc用のスイッチ。モード切替用ということですが、これって3PDTを使う意味がないような・・・w

メインのゲイン増幅用でしょうか?JRC062Dが使われています。これに限らず、全てのオペアンプはソケットがつけられていて、好きなように改造することも可能ですね!
では、レビューしてみたいと思います。

  • 操作性

操作性は・・・とてもじゃないですが「いい」とはいえませんw
フットスイッチは使いやすいですが、まず、その時々の状態によってこのたくさんあるコントロールの動きが一定ではないんですよね。各コントロールは綿密にリンクしていて、「どこをどうしたらこうなる」というのが分かるのはヴォリュームくらいのものですw
それどころか、つなぐギター、そこからくるノイズ信号等によって、さまざまな音が出てきます。しかし、それがこのペダルの良さなんですよね。常識的な操作性の良さなんて最初から考えていないことは、この見た目でもよく分かります。その瞬間に出た音、それこそがこのペダルの醍醐味であり、魅力なのではないか、と思います。

  • サウンドレポート

このペダルは、強烈な発振で知られていて、またそれしかないような言われ方すらしていますが、普通のファズディストーションとしてもなかなかいい音を出してくれます。
例えば・・・

サンプル

こんな感じで、ブチブチと切れるようなサウンドではありますが、ちゃんとした音も出せますw
しかし、やはりこのペダルの真骨頂が「発振」であることには変わりありません。ツマミがどの位置でどんな風になる、とか言っても意味がないので(最初は発振していなかったのに、最後にはペダルをOFFにしても発振したりと、再現性は全くないんですよねw)、逆に、あえてこんなのを作ってみました。

nos.337

「nos.337」という曲?です。ギターは弾いていません。noise swash1台のみで、4トラックに分けていろいろな発振を組み合わせてみました。ドラムのような音から、甲高い発振音まで、すべてnoise swashの音です。あるトラックにだけ、LRのオートパンをかけていますが、他にエフェクトは全く使っていません。
調子に乗ってもう一つ・・・これはnoise swash以外の機材も使っていますが・・・

migraine

こちらは「migraine」という曲?ですw
リズムトラックのような音をはじめ、低域は全てnoise swashで、そこに、ファズファクBOSS RDD20AR20DLの発振音を加えたものです。またしてもギターは弾いていません。こちらは特に他のエフェクトもかけておりません。(薄いディレイとリバーブくらいはかけてたかもしれませんが・・・w)
ノイズミュージックは、やったことがなかったので、拙い曲をお聞かせしてしまってすみませんが、だいたいこれがどんなものなのか分かっていただければ幸いです。
というか、これはとんでもないペダルだ、ということだけ分かってもらえれば、満足ですw
 
さて、今回は4ms noise swashのレビューでした。一度使ってみたいと思っていただけに、これを貸していただけたのは大変よかったです。
ちなみに、こうしていろいろなペダルをお借りした私が言っても説得力ないかもしれませんが、贔屓目なしに見て、セカイノナインボルトさんというお店は、今後も目がはなせないお店になりそうです。
というのも、これまでは正直、こういった4ms等のノイズ系専門店だと思っていたんですが、最近どんどん扱われるものが増えていて、特にエレハモペダルの価格には驚かざるを得ません。これはすごいです!
まともなエフェクトから、ぶっとんだペダルまで、いろいろとあって、本当にエフェクターっておもしろいと思います。



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