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BOSS MT-2 METAL ZONE


「いつか中古品をみつけたら買おう」、そう思っていたBOSS MT-2を見つけてしまいましたw
特に安いわけでも高くもない、普通の値段でしたが、前から買おうと決めていたので、買ってみました。なるほど、たしかにこれはすごいペダルですね。
では、いってみましょう!

BOSS MT-2 METAL ZONE


「名前で損している」とさえ言われるMT-2ですが、生産台数はBOSSコンパクトの中でもトップクラスのMT-2、これがどれだけ受け入れられているかということは数字が示してくれているようですね。
さて、BOSS MT-2は、1991年3月の発売以来、現代まで発売が継続されているロングセラーペダルです。BOSSのハイゲインディストーションは、83年10月発売のHM-2以来、MZ-2、MT-2、HM-3、そしてML-2と数種類ありますが、出たばかりのML-2はともかく、MT-2はその中でも特に多くのギタリストに受け入れられている、といえるでしょう。
MIDがパラメトリックEQとなった3バンドEQを搭載していて、非常に幅広い音作りが可能、というのがその理由の一つなのは間違いないと思います。一部では「めたぞね」と言われて親しまれて(?)います。

こちらがそのコントロール部です。中央2つのノブが2軸となっていて、左側はHIGHとLOW、そして右側がMIDの簡易的なパライコとなっています。
中もみてみましょう。

MT-2の基板です。こういったハイゲインタイプにしては、思ったよりすっきりして見えるかもしれませんね。4つのオペアンプが印象的です。1つはバッファ用だと思いますが・・・。あと、フィルターが7つ入っているようです。ハイゲイン系だとこういうフィルタ部などでどうしてもパーツが多くなってしまうようですね。
使われるオペアンプは・・・

三菱製、M5218ALが3つと・・・

見えますかね?JRCの、NJM4558LDという、4558のSIP型が1つ使われています。4558といえばTS、もしくはBOSSならOD-1やSD-1ってイメージすらありますが、ここで見かけるとは、って感じですね。回路をご存知の方には言うまでもないことなんでしょうけど・・・。
ちなみにMT-2は、開発の最後の最後、発表直前の最終段階になってある一つの抵抗を変えたら劇的によくなった、という逸話があったりします。
では、レビューいってみます。

  • 操作性

MIDのパライコがちょっと慣れが必要かもしれませんね。2軸ポットですが、上段でいじりたい中域の場所を決め、そこからFreqを動かして音を作っていきます。効きは抜群にいいです。
他はBOSSらしく、扱いやすいペダルだと思います。

  • サウンドレポート

MT-2の特徴といえば、そのイコライザによる幅広い音作りができる点だといわれています。そこで、EQとDriveをいろいろ設定して、サンプルを録ってみました。

サンプルサウンド

まず、少し中域が強めでゲインを下げたオーバードライブ風サウンド、次にEQとDrive全て12時の「MT-2の基本となる」サウンド、続いてフルゲイン、ドンシャリ設定のサウンド、最後にフルゲインで中域を強めにした、ドロップDチューニングに合う現代的なハイゲインサウンド、というようにやっています。
基本的に、ジリジリとするMT-2らしい音はやはり全般に見られますね。このジリジリ感が独特の質感をあらわしている、といえると思います。なんと言うか・・・いい意味で機械的な音なんですよね、MT-2って。
たしかにどの音も「MT-2の音」になっていて、それでいてこれだけ広い音作りができる・・・これは売れて当然ですよ。汎用性が広くて、ちゃんとキャラを確立しているんですから。
最近はハイゲインペダルも高級志向が進んでいるように思いますが、このMT-2はやはり基本というか、指標としても分かりやすい機種でしょうね。
 
というわけで、BOSS MT-2 METAL ZONEでした。たしかにこれは、1台あると便利なペダルですね!
すごく機械的な音なのに、どこかアナログっぽさもあって、ちょっとした質感も感じられるというMT-2は、やはり名機の一つといえるでしょう。それにしても、BOSSって名機が多すぎですw



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