今年のNAMM SHOWでも出展され、非常に話題を呼んだ伝説のエフェクトブランド「Way Huge」ですが、ついに発売時期と機種が決定したようです!
価格はまだ未定みたいですが・・・さっそく、機種を見ていきたいと思います!
Way Hugeの設立者であるJeorge Trippsさんは、全米有数の名門州立大学であるUCLAを出た後、学生時代から親交のあったマイク・フラーさんがFulltoneを設立したのに影響を受け、94年に「Way Huge」を設立。その後のたった4年間の間にいくつかのペダルを発表し、人気が出たものの、98年にブランドを終了し、Line6に入社してDL4を開発。その後Jim Dunlopに入り、JIMI HENDRIX Fuzz Faceなどを監修。そして晴れてJim Dunlopの傘下でWay Hugeが復活した、というすごい経歴を持っています。
Way Hugeのペダルは、その活動期間の短さからレアなペダルとして取引され、中には元々$200に満たなかったペダルが中には$750(8万円以上)という価格になっていたりします。今ならもっと上がっているかもしれません。
なぜか日本ではあまり有名でないWay Hugeですが、アメリカでは特に人気が高いため、今年のNAMM SHOWでも最も注目を集めたエフェクターというような感じだったそうです。
さて、では今回復活するペダル3機種を見ていきましょう!
Way Huge Fat Sandwitch
Way Hugeの新作!多段クリップによる幅広いゲイン幅を持つディストーションです。コントロールはVolume、Tone、Distortion、Presence、Resonance、そして内部にCurveとSustainコントロールが搭載されています。
このペダルの発売は8月の初め頃の予定とのことです。その頃にまた改めてご紹介すると思います。
Way Huge Pork Pie
こちらも新作となる、オーバードライブです。内部にクリップの浅いタイプのオーバードライブと、クリーンサウンドを作るブリティッシュ風プリアンプを備え、それらをMIXして音を作るという独特なタイプのペダルとなっています。
コントロールはVolume、Tone、Overdriveと、小さなノブのClean、Curveコントロール、そして内部にOverdrive Mix、Tone、Scoopコントロールを搭載しています。内部のトーンは微調整用ってことなんでしょうか。
こちらは、7月の中頃発売されるようです。
Way Huge Swollen Pickle mkII
人気の高いWay Hugeのペダルの中でも特に人気が高く、価格も跳ね上がっているペダルがSwollen PickleというFuzzです。あまりに人気があるためか、今回「mkII」となって復活しました。おそらく、復活するペダルにはmkIIというのが付くんだと思います。
コントロールは、Loudness、Filter、Sustainというオリジナルに搭載されていたものに加え、Tone Stack ScoopとCrunchコントロールを、そして内部にVoiceとClipコントロールを装備しています。
マイルドから爆音まで、非常に幅広くて使いやすいサウンドを持ったファズだったようですね。今回の復活で最も注目したいペダルです。
こちらも7月の中頃に発売されるそうです。
というわけで、Way Hugeの復活第一弾となるペダルをみてみました。意欲的に新作もリリースしていて、これはとても期待が持てると思います。どれも夏頃に発売されるようで、とても楽しみです!