ギリシャのハンドメイドエフェクターブランドCrazy Tube Circuitsから、新しいペダルが登場です。
HIWATTに Colorsound Power Boostをかけたサウンドをまとめて作ることができる、ブーストセクションとアンプサウンドセクションを組み合わせたスタイルとなっています。
「Crazy Tube Circuits HI POWER」。
右側のオレンジの文字がブースト/オーバードライブセクション。Master、Volume、Treble、BassコントロールとPWR/ODRスイッチを搭載。PWRは18Vに昇圧したブーストサウンド、ODRは9V動作のドライブです。これはPower Boostのドライブバージョン、Overdriverのサウンドとなります。
ここはオリジナルモデルと同様のBC184トランジスタを使用。EQはより広く調整できるようになっています。
そして左側がHIWATTアンプサウンドを再現したセクション。Volume、Master、Pres、Treble、Middle、Bassコントロールを搭載しています。そしてB/L/Nスイッチと103/504スイッチがあります。
アナログ回路で作られていて、Presenceはパワーアンプシミュレーション回路です。B/L/Nスイッチはインプットチャンネルの切り替えで、Bright、Normal、Linkedの頭文字。4インプット端子のリンクも可能となっています。103/504はDR103、DR504の切り替えで、要は100W/50Wのヘッドルーム切り替えとなります。
フットスイッチは左右それぞれのセクションを個別に使用可能。どちらもトゥルーバイパスとなっています。
エフェクトループを備えていて、2つのセクションの間に別のペダルなどを接続することも可能となっています。
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Mr.Black Deluxe DeluxePlusやStrymon Flintなどと似たコンセプトですね。
「Crazy Tube Circuits White Whale V2」。
V2とあるとおりWhite Whaleのアップデートモデルです。
右側がリバーブ、左側がトレモロとなっています。
リバーブセクションはVolume、Dwell、Tone、MixとLong/Short/Mediumスイッチ。スプリングリバーブサウンドをシミュレートしています。
左側のトレモロはVolume、Speed、Intensityで、Pre/PostとTube/Opto/Harm、およびSoft/Hardスイッチを搭載。
Tube/Opto/Harmはトレモロサウンドの切り替えで、Tubeは真空管バイアストレモロサウンド、Optoはブラックフェイスなどのオプティカルトレモロ、Harmはさらにその前、ツイードやブラウンフェイスのハーモニックトレモロとなります。
Soft/Hardはリバーブのかかりの深さとスウィープを切り替えます。
Pre/Postはリバーブとトレモロの接続順切り替えとなります。ただ、このペダルは右側にリバーブが配置されているとおり、当時のアンプの「リバーブが先に接続される」形を基準としているのがわかるのも良いですね。今の一般的な接続順(トレモロ→リバーブ)もできますが、当時のサウンドを再現するならリバーブ→トレモロが基本、という並びになっているのも良いデザインと思います。
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