Fender Japan値上げ前特集、今回はムスタングを見ていきたいと思います。漫画「Beck」などにも登場し、もしかすると今後注目を集めていく可能性もあるギターですね。（フリークの方はマイナーを好む方もおられるかもしれませんが）
小さめのボディにショートスケールと日本人の体型に合うギターで、元々は廉価版だったわけですが、日本では特にChar氏の使用などもあり、一定の人気をあつめているモデルともいえます。
さすがにストラトやテレキャスほどではありませんが、Fender JapanのレギュラーモデルでもJaguarやJazz Masterよりもモデル数は多いですね。
では、見ていきましょう！
んじゃ、いつものを･･･各モデルのご紹介の最後に
- 新型番、値上げ額(税抜）
というように書いておきますね。現在の定価、および売価とは関係ありませんのでご注意を。ちなみに現在の定価は、型番の「-」の後にある数字が千円単位の定価（税抜き）となっています。
ちなみにレギュラーモデルのムスタングは、全機種メイプルネックにローズ指板のショートスケール、ラージヘッドとなっています。また、前後各PUごとに、ON/OFFとPhaseサウンド（位相切り替えのこと、フェイザーとは関係ないです）の切り替えスイッチがあります。
- Vintage Collection
MG69-72
バスウッドボディにMG-SINGLEが2基搭載されたタイプです。Fender Japanのムスタングでは基本となるモデルですね。ほとんどすべてのモデルが、この形となります。
値上げ後は、カラーが2色加わるようです。
-
- MG69 +8,000
MG69-75
さきほどのMG69-72を元に、ペグを白に、ヘッドをマッチングにしたモデルです。残念ながら廃盤が決定しています。
MG69-85CO
マッチングヘッドに、コンペディションストライプ（3本ライン）がつけられたモデルです。ペグも白いものになっています。
こちらも廃盤が決定しています。
MG73-85CO
こちらも、マッチングヘッドにコンペディションストライプ、ホワイトペグのモデル。エイジドパールピックガードを搭載します。こちらは、カラーが4色加わります。
-
- MG73/CO +10,000
MG65-86
フェンジャパムスタングの最高峰モデルです。オリジナルと同じポプラ材のボディに、アルニコマグネットのMG65-VINTAGE PUを2基搭載、シャーラーペグにCTSポット＆USノブ、そしてホワイトカラーにはべっこうピックガードを搭載するなど、こだわりのモデルとなっています。
-
- MG65 +9,000
というわけで、以上がフェンジャパムスタングのレギュラーモデルです。2機種が廃盤となっていますが、基本的にスペックが変わらないモデルが存在すると言うことから、どちらかといえば統合される、というのが正しいのではないかと思います。とはいえ、微妙に仕様も変わってきますので、今の形がいい、という方はお気を付けください。
ムスタングは全体的に値上げ幅も大きくないみたいですね。やはり、この価格差とスペックを見ると、細かいところにこだわったMG65-86は個人的にもオススメできるんじゃないかな、と思います。ムスタング、かっこいいですし、いいギターですよね。
欲しい、ですww
