新しく登場した、ハイエンドオーバードライブのご紹介です。ヨーロッパを中心に伝説的なペダルビルダーBJFが現在在籍するフィンランドのハイエンドブランド、「MAD PROFESSOR」のオーバードライブ、「Sky Blue Overdrive」です。最近国内、国外を問わずいろいろなハイエンドブランドが出てきていますが、MAD PROFESSORは個人的に注目しているブランドの一つです。
さて、今回ご紹介するSKY BLUE OVERDRIVEは、いわゆるナチュラル系オーバードライブで、それでいて音に太さがあるタイプ、という感じなんですね。コントロールがおもしろくて、VOLUME、OVERDRIVE、そしてZとTEXTUREの4つのコントロールで構成されています。「Z」は、ペダルの「反応性」や「倍音の出方」を調整するコントロールのようで、すごく微妙な効き方をするようです。これによって詳細な音作りを行えるというものですね。そして「TEXTURE」は、いわゆるトーンコントロールのようなんですが、普通のトーンとは違って「主にミッドレンジの出方と歪みにかかるコンプレッションを可変させる」もので、左に回すと音が飽和していく、という感じになっているそうです。
こちらや、こちらの映像なんかが分かりやすいように思います。特に2つめの動画は、Landgraff Dynamic Overdriveやあの世界で100個程度しかないというClay JonesのCJODと、SKY BLUE OVERDRVEのプロトタイプの比較となっていておもしろいです。
こういうハイエンドオーバードライブ、今のところこのSKY BLUE OVERDRVEとShigemoriが特にきになっていますw
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