【エレキギター】VOX Virage II [Single Cutaway Semi-Hollow Body Guitar] |
非常に細かいところまで作り込まれたギターです。そのあたりを見てみたいと思います。
【エレキギター】VOX Virage II [Single Cutaway Semi-Hollow Body Guitar] |
【エレキギター】VOX Virage II [Double Cutaway Semi-Hollow Body Guitar] |
ボディ材にはアフリカンマホガニーとスワンプアッシュを使用しています。これがフィニッシュカラーによって構造が異なるということなんですが・・・用意されているのが4色で、ディープチェリー(赤)がアフリカンマホガニーボディ、そしてアッシュブロンド(白)がスワンプアッシュボディ、ヴィンテージサンバースト(2TS)とジェットブラック(黒)がスワンプアッシュトップ、アフリカンマホガニーバック、という形になるようです。
ネックはアフリカンマホガニーのセットネックで、インディアンローズウッド指板(バインディング付)、22Fミディアムジャンボとなっています。もちろんラッカーフィニッシュです。PUがまた独特で、「USA製VOX DiMarzio Three-90」という、トリプルコイルのものを2つ搭載しています。どういう仕組みなのか・・ちょっと公式のものを引用しますと、「そのデザインは端的にシングル・コイルと言い表されますが、P90とフル・ハムバッカーは、ソープバー・ピックアップ・カバーの中にはめ込まれたシングル・ピックアップの中に存在しています。」ということだそうです。なんだかよく分かりませんが、シングル的なサウンドなんでしょうか。どうやらコイルの使い方によって、3種類のサウンドを作ることができるみたいですが・・・w
コントロールは、3WayのPUセレクターと1VOL1TONEの形。それに、各PUごとに3種類のサウンドを切り替えるトグルスイッチが搭載されています。クリーン、クランチ、リードのサウンドを選択できるようですが、説明を読んだ感じでは、それぞれシングル、P-90、ハムバッカーのサウンドになる、というように思いました。
ブリッジはアルミ製で、ストラトのハードテイルとTune-O-Maticを融合させたような形で、裏通しした弦がそのままTune-O-Maticのサドルに載るような構造になっています。で、このブリッジの3〜6弦の部分が、ボディ内部でトーンバーに固定されているということだそうで、これによってサスティンやバランスをよくすることができるそうです。
↑ボディ内部構造
また、もうひとつの特徴としては、ボディシェイプが3D曲線になっているんですね。見た感じクラシックなセミホロウギターという雰囲気なんですが、これを横から見ると・・・
こんな感じになっていて、どうしても大きくなってしまうセミホロウギターのボディを体にまわりこませるような形にすることでフィット感を高めているんですね。さらに裏側が・・・
こんな風にコンター加工のようになっていて、これもフィット感を高めるためのものだそうです。
というわけで、新製品、VOXのVIRAGEを見てみました。ダブルカッタウェイと<シングルカッタウェイ、どちらも基本的な構造は全く同じになっています。
私は、セミホロウギターって持ってないので、見ていたらとても欲しくなってしましましたw
ボディ形状、PU、材、構造と最初から最後までこだわって作られたギターだと思います。最近のVOXはなんだかすごいですね。注目していきたいtです。お店にあったら、試してみたいですね。