【エフェクター】HARTMAN BC108 SILICON FUZZ |
【エフェクター】HARTMAN ANALOG FLANGER |
まずはHARTMAN BC108 SILICON FUZZ。その名の通り、BC108シリコントランジスタを使ったファズペダルです。ファズフェイスのクローンですね。コントロールは、オリジナルファズフェイスにあるVol、Fuzzと、トランジスタのBias調整が搭載されています。トランジスタの調子で音が変わるってのはファズではよくあるんですが、Bias調整ができるのである程度の環境変化には強そうですね。シリコンなのでゲルマほど熱に敏感でもありませんし。他にも、あえてカーボン抵抗を使ったり、アルミニウムケース、トゥルーバイパススイッチなど、パーツにもこだわった仕様になっています。
そしてHARTMAN ANALOG FLANGER。こちらはエレハモのアナログフランジャー、Electric Mistress・・・といっても現行品ではなく、BIG MUFFと同じ形のケースに入れられていたオリジナル品のクローンペダルとなります。オリジナルは「世界最高のフランジャー」とも言われた、18V駆動のモデルでしたが、それを9V駆動ができるようリメイクされているようですね。(12Vまで対応するみたいです。)また、ON/OFFでの音量差やノイズ等をなくし、現代の音楽シーンでも使えるように作られています。
コントロールは、Speed,Depth、Colorと、Flange/Filterの切替スイッチが搭載されています。フィルターモードは、エレハモの「Filter Matrix」と同様で、揺れのないフランジャーとなり、Colorコントロールの調整で面白い音が出せるようです。金属皮膜抵抗やダイキャストケース、もちろんトゥルーバイパスなどの作りになっています。エレハモのアナログペダルを現代的にクローンしたものといえば、ANALOG.MAN Clone Chorusが有名ですが、あれも評判がよかっただだけに、こちらもきになりますね。
HARTMANは、こちらが公式サイトで、今回の2機種以外にもいろいろなペダルがあるんですが、まずはこれらが日本に入ってきたみたいですね。サンプルサウンドも充実していて、今回のペダルでは、ファズの音源がストラト+デラリバのものと、ストラト+プレキシアンプのものが、フランジャーがストラト+デラリバの音源が公開されています。参考程度ですが、なかなか良い感じではないかと思います。試してみたいですね。