以前、お借りしてレビューしました、「Earth Quaker Devices Hoof」に、ニューバージョンが登場です。
Hoofは、ラムズヘッド期のBIG MUFFをベースに改良を施し、ゲルマニウムトランジスタとシリコントランジスタを組み合わせたハイブリッド回路と、LEDクリッピングによる倍音豊かな歪みが特徴の轟音系ファズペダルです。Earth Quaker Devicesの中ではもちろん、本国アメリカの膨大なエフェクターの中でも高い人気を誇るペダルとして有名です。
今回発売されたEarth Quaker Devices Hoof Fuzz 2は、元々Level、Tone、Fuzzコントロールを搭載していたHoofに、さらにShiftコントロールという、中域を可変させるコントロールを搭載したことで、より音作りの幅を広くしたモデルとなっています。ラムズヘッド系でミッドコントロールを搭載したペダルといえば、ADEMAのギタリストも使っているというSoul Powerさんの「Spanking Purplins 」を思い出しますが、(あれも前にレビューしましたね。)たしかにマフ系の轟音ファズサウンドとミッドコントロールの相性はとても良かった印象があります。人気のデザインやサウンドはそのまま、さらに扱いやすくなったファズペダルということで、注目のペダルではないでしょうか。
まだHoof2を使ってのサンプルは作られていないようですが、一応公式のサンプルから、以前は無かったHoofのサンプル動画へのリンクを貼ってみます。
音はこんな感じで、マフ系の鋭さとゲルマニウムトランジスタのもつ古臭さが融合したような、独特の音色が特徴ですね。いいペダルだと思います。
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