今回もSummer NAMM Showからの新製品をご紹介します。Morpheus FXという新しいアメリカ、ソルトレイクシティのエフェクターブランドから発表された、「DropTune」というピッチシフターです。
Polyphonic Pitch Dropということで、ピッチを下げることに徹底したペダルですね。ピッチを下げるエフェクトといえば基本の、オクターバーとしての機能もそなえているのですが･･･このペダルは、主にメタル系の楽曲等でよく使われる「○音下げ」をレギュラーチューニングのギターで瞬時に切り替えることができる、という使い方をメインと考えているようです。例えばバッキングはヘヴィにドロップチューニングサウンドで、ソロはレギュラーで高音に対応、といったことが可能ということですね。
半音ずつ、3音半下げまでに対応していて、ギターだけでなくベースにも使えます。ノブは、ペダルの奥側に設置されたインプットレベルのみで、あとはフットスイッチを使ってピッチの上げ下げを調整できるようになっています。メモリー機能等があるのかどうかは分かりませんが、なかなかおもしろい発想のペダルではないでしょうか。スイッチングはラッチングリレー方式を採用しているようです。
ピッチの変更が速く、またギターだけでなくベースにも使えるということで、かなり的を絞って作られたペダルですが、使いどころはありそうですね。
今後日本に入ってくるのかはまだ不明ですし、値段等も分からないのですが･･･是非弾いてみたいですね。Pitchfactorと比べてみたいです。
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