何かホテルのロビーみたいな写真ですが、実際に2010 Winter Namm Show、Ibanezブースで展示されていた写真です。
注目は右下に鎮座した小さなスタックアンプ・・・このアンプは、今年の夏頃に発売される予定という注目のモデル、「Ibanez TSA15H」と、専用キャビネット「TSA112C」です。
このアンプは、最近流行の小型真空管アンプ・・・に、Ibanez TS9の回路を専用に改良した、「Tube Screamer Section」を追加したというアンプです。
真空管は、プリ部に12AX7を2本、パワー部に6V6GTを2本搭載した15W出力のチューブアンプで、6V6を3極管として使うことで5W出力に落とすこともできる、というモデルです。
コントロールはTreble、Bassの2バンドEQと、Volumeコントロール、そしてブーストスイッチに加えて、Tube Screamerスイッチと、TS用のコントロールであるOVERDRIVE、TONE、LEVELが搭載されています。専用のキャビネットには、12インチのCelestion Seventy80 Speakerが1発入っています。スタックタイプではありますが、このキャビネットはあえてオープンバックタイプとなっているようです。TSのシグネチャーカラーであるグリーンは、コントロールパネル部とロゴに使われています。
それにしてもこれ、どう考えてもいい音がしないワケがない、と言いたくなるモデルですね。どんな音が出るんでしょうか・・・
こちらに、NAMM SHOWでのデモ演奏がUPされていますが、明るくてとてもいい音に思います。
パワーチューブが6V6だからか、カラッとしたアメリカンアンプ系のサウンドが特徴のように思いました。この動画のように、3段積みにも対応しているようです。
見た目も上品で良い感じだと思いますし、これは素晴らしいモデルになりそうですね!置き場所がないくせに、揺らぎます・・・価格もそんなに高くはないみたいですし・・・w
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