Jet City Amplification PICOVALVE |
このPicoValveは、様々な真空管をバイアス調整なしで取り替えることの出来るオートバイアス機能を搭載したアンプヘッドで、同様の機構を備えたアンプ「BIVALVE30」などを製作するTHDとのコラボレーションモデルです。
PicoValveは5Wと2Wの切り替えが可能なタイプのアンプヘッドとなっており、出荷状態では12AX7が2本と6L6が1本搭載されています。プリ管は12AX7の代わりに12AT7、12AU7、12AY7、12AZ7を、パワー管は6L6の代わりにEL34、6550、KT66、KT77、KT88、KT90、6V6、6K6をそのまま差し換えて使うことができるようになっています。
Gain、3バンドEQ、Treble、Master VolumeとBrightスイッチを搭載していて、4/8/16Ωに対応したスピーカーアウト端子を装備しています。
こちらにNAMM SHOWでの動画がありますが、かなりしっかりと歪みを作ることのできるアンプのようですね。5Wクラスのアンプは、クリーン〜クランチを得意としているものが多い中、これはけっこう珍しいのかもしれません。回路もこの出力に多いクラスAではなく、ハイゲインアンプに適したクラスA/Bを採用しています。
それにしても小出力でリーズナブルなコンパクトアンプヘッド、増えてきましたね。エフェクターのように増やしていくというのは難しいですが・・・つい欲しくなってしまいそうですw
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