【新品】Empress Effects エンプレス・エフェクツ Multidrive【取り寄せ商品】【送料無料】【sm... |
3タイプのドライブトーンをブレンド可能!!【即納】【送料無料】 empress effectsMultidrive【ド... |
Multidriveは、fuzz、overdrive、distortionの3セクションに分かれたドライブペダルです。10個のノブ、5個のトグルスイッチ、2つのフットスイッチを搭載し、大迫力の見た目となっていますね。それぞれ見ていくと、fuzzセクションはgain、volumeとハイパス/フィルタ無し/ローパスの切替スイッチ、overdriveセクションもfuzzと同じでgain、volumeとハイパス/フィルタ無し/ローパスの切替スイッチを搭載し、distortionセクションでは、gain、volumeとハイパス/フィルタ無し/ローパスの切替スイッチ、に加え、crunch/mild/leadのディストーションタイプを切り替えるスイッチを搭載しています。これらが各セクション独立のコントロールで、全体に共通するのがoutput、hi、low、midとmidノブの効く中心の帯域を500/250/2kHzで切り替えるmid freqスイッチを搭載します。
見た目通りの多機能さなんですが、それぞれのコントロール自体はそれほど難しくありません。ローパスやハイパスフィルタが付いている理由は後述します。
フットスイッチは右側がON/OFFで、左側のSelectで使うプリセットを選択します。ここがこのペダルの面白いところで、このスイッチだけを見ると3つあるセクションを1つずつ選択するかのように見えるんですが、このペダルは2つのプリセットを選択して使う方式になっています。
内部に6連のDipスイッチがあり、プリセットAとプリセットBでそれぞれONにするセクションを選択するという方式です。例えば、プリセットAではオーバードライブセクションを使い、プリセットBではディストーションとファズを合わせた音にする、というように、自由な組み合わせで使用できるようになっています。ここで生きてくるのがさきほどの各セクションに配されたfilterスイッチです。例えば、高域にはディストーション、低域にはファズをかける、ということがこのフィルタを使用することで可能となります。
ただ、これだと3つのセクションの音を組み合わせればどうなるか、というときに一々裏蓋を開けるということをしないといけない、ように見えるんですが、実はそうでもないんです。基本的に、3つのセクションを全てONにしておき、使いたくないセクションのコントロールを0にすればそのセクションの音は出なくなるようです。なので、プリセットは、どうしても分けて使いたいとき用に使ったりするのが良いと思います。
fuzzセクションはクラシックなタイプのファズ、overdriveセクションはオリジナル回路によるレスポンスの高いオーバードライブ、そしてdistortionセクションは、バイポーラトランジスタ(BJT)、フィールドエフェクトトランジスタ(FET)、オペアンプ、LEDやダイオードを用いたディストーションで、crunchタイプではタイトなローエンド、mildではオーバードライブのような音色が、leadでは高いコンプレッションの歪みが得られる、とのことです。
各セクションとも、それほど癖のない音に感じました。EQの効きがとても良く、また組み合わせもいろいろあって1台でいろいろな音を作ることが出来る、優等生なペダルではないかと思います。
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