BOSSから新製品が3機種、まとめて発表されました!発表されたのはBC-2 Combo Drive、FB-2 Feedbacker/Booster、そしてRC-300 Loop Stationです。
さっそくそれぞれのモデルについて、見ていきましょう!
BOSS BC-2 Combo Drive
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正式に言及されているわけではありませんが、60sリバプールサウンドで、この色で、英国を代表するコンボアンプといえば、VOXアンプ、それもAC30の音色に近いものではないかと思います。
コントロールはLevel、Bass、Treble、Soundの4つ。SoundはClean〜Crunch、Driveと、いわゆるゲイン量を調整できるものとなっています。BOSSのモデリング系エフェクトお得意の、「オリジナルを超えたハイゲイン」にももちろん対応。さらにチューブアンプっぽい・・・とは書いてませんが、ピッキングに対するセンシティブな反応性も備えているようです。
消費電流は45mAと、デジタル系の歪みペダルとしては標準的です。マンガン電池:約2.5時間、アルカリ電池:約9時間の駆動時間となっています。十分な長時間駆動だと思いますが、SD-1等のアナログ系に比べると電池の寿命は短くなってしまうので、できればアダプタで使用するのが良いかな、とも思います。どちらにしても楽しみです!
BOSS FB-2 Feedbacker/Booster
BOSS/Feedbacker/ Booster FB-2【ボス】 |
コントロールはBoost Level、Feedback、Tone、Charactorの4ノブ仕様。Charactorはブーストのキャラクターを調整するもので、一番左(7時)でフラットなブースト、中央(12時)で低域をブーストするファットブーストとなり、一番右(5時)でミッドレンジを強調するブースターとなります。もちろん切替スイッチではなく、連続的に可変します。また、フラットに設定してToneを調整すればトレブルブーストやハイカットブーストとして使うこともできるようです。
もう一つの機能が、Feedbackerです。過去、80年代のBOSSコンパクトペダルに、「DF-2 Super Feedbacker & Distortion(初期型はSuper Distortion & Feedbacker)」というモデルがありました。このDF-2はフットスイッチを踏み続けることでペダル内部でフィードバックを作り出すという機能を搭載していました。
このFB-2のFeedbackerも、「操作方法は」これと同じです。ただ、フィードバックの作り方がそもそも違っていて、アンプのサウンドが弦に伝わり、PUが拾っている状態の、いわゆる本物のフィードバック。そのフィードバックが起きているポイントを検出して増幅することで、オシレーション(発振)とは違う、ナチュラルなフィードバックを起こすというものになっています。そのため、ヘッドフォンを使ったりライン録りなどで音が出ないようにしていると、フィードバックは起こらないとのことです。
いわばパワーアップして帰ってきたFeedbackerと、BOSSとしては初となるブーストペダルの融合、というわけですね。消費電流は45mAです。
BOSS RC-300 Loop Station
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というわけで、新世代LOOP STATIONのフラッグシップモデル、登場です。最長3時間、最大99ループの保存ができるというのは、RC-3やRC-30と同じですね。かなり大柄な、マルチエフェクターのようなペダルとなっていますが、コントロール系統はRC-30に近いです。
同時にレコーディングできるループのトラック数が3つとなり、RC-30にはなかったMaster Levelが搭載されたことで、さらに使い勝手は上がっているようです。INST、MIC、AUXそれぞれのインプットレベルを個別に調整できるので、それぞれのバランスを決め、ループを構成する3つのトラックのバランスを決め、最終的にMaster Volumeで調整して出力するという、ほとんどMTRとミキサーが合体したような使い方ができるようになっています。さらに、LOOPにかけることのできるエフェクトも、RC-30では5種類でしたがこちらは16種類に増やされ、エフェクトのパラメータを本体右端のエクスプレッションペダルで操ることもできるようになっています。83種類のリズムトラックも選択して使うことができます。これはループトラックに含まれないので、実質4トラックのレコーディングができるような形になります。録ったループはピッチを変えることなくテンポを変更することも可能です。
ループを構成する3つのトラックは、フットスイッチで個別に録音、再生、停止が出来るようになっていて、全体のSTART/STOPスイッチとLOOP FXのスイッチが独立してあるので、操作性は抜群ですね。
また、USB端子を使って録音したWavファイルをPCとやりとりすることもできますし、逆にPC上のファイルをインポートすることもできます。さらに、RC-300はUSBオーディオインターフェイスとしても機能するようになっています。
筐体サイズが大きくなったことで、多彩な入出力系を搭載しています。まず、ステレオ対応のLRインプット、Phantom電源対応のマイク用XLR端子、ミニピンタイプのAux端子が入力端子となっています。出力端子は、LRのステレオメインアウトプット、同じくLRステレオのサブアウトプットと、ヘッドフォン端子となっています。MIDI IN、OUT、THURUの端子も装備していて、MIDIで制御することもできるようになっています。
まさに最高峰のループサンプラーですね。RC-3とRC-30は触ったことがあるんですが、とても楽しいペダルでした。RC-300も、このペダルの前で適当に音を出しながら遊ぶだけでいくらでも楽しめるモデルになっていると思います。ループサンプラーって本当に楽しいですよw
RC-300発表の様子
というわけで、BOSSから発表された3モデルを一挙にご紹介してみました。どれも面白そうなモデルで、ST-2の評判も良かったのでBC-2も楽しみですし、BOSS初のブースター、FB-2もきになりますし、RC-300は絶対楽しいペダルですし・・・これは迷いますw
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