『ユニークかつ実戦的なベース用ディストーションペダル』Iron Ether エフェクター QF2【アイア... |
この「Iron Ether QF2」は、写真を見ても分かるとおり非常に多機能なディストーションペダルとなっています。
これがどういうものか、というと、どう言ったらいいんでしょうかw
そうですね・・・「4バンドディストーション」と言うのが分かりやすいかもしれません。
コントロールは、Volume、Freq、Mix、Drive、Low、LoMid、HiMid、Highのコントロールノブと、Boost切替スイッチ、Low、LoMid、HiMid、HighそれぞれのQスイッチ、そしてHP/BP切替スイッチとなっています。フットスイッチも2つあり、左側がエフェクトのON/OFF、右側がBoostとなっています。
まず、全体的なコントロールですが、Volumeは音量、Driveは歪み、Freqはトーン的な使い方、Mixはクリーンミックスとなります。Boostの切替スイッチはx3とx10の切替で、それぞれBoostをONにしたときのブースト量を2段階で可変できるものとなっています。
残りのコントロールなのですが、その前にこのペダルの構造を説明します。このペダルは、入力信号を4段階の周波数帯に分け、それぞれ個別に歪みをかけることができるというものです。(厳密にはクリーン信号を後でブレンドしますので、5つの信号に分ける形になります。)
その4つの周波数帯がLow、LoMid、HiMid、Highで、それぞれの周波数帯ごとに設けられたノブで、各周波数帯のゲインバランスを調整できるというものですね。
また、それぞれの周波数帯にフィルタをかけることができ、それらは各周波数帯に設けられたQスイッチでフィルタの強さを切り替えることができ、またHP/BPスイッチでそれらのフィルタをハイパスとバンドパスの2種類に分けることができます。
そして先ほどトーン的な使い方と書いたFreqノブで各周波数帯のフィルタを操作して全体的な出音のトーンをコントロールできるようになっている上、そのFreqコントロールをエクスプレッションペダルで操作することで、ワウ+ディストーション的な使い方までできる、というものです。
音を聞いた方が分かりやすいかもしれませんね。
基本的にはゲインの高いクラシックなディストーションという感じなんですが、これだけ多彩なコントロールを調整することで、クラシックディストーションからメタル向けな歪み、オーバードライブ的なサウンド、ファズに近いような音などいろいろな音が作れる、というペダルです。
あと、もちろんギターだけじゃなくベースにも合うよう作られています。
こちらに、もっと詳細なサンプルムービー(13本の動画、英語)もあります。
いろいろとすごそうなペダルです。これも是非一度弾いてみたいペダルですね。
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