Voiceliveシリーズといえば、高品質なヴォーカルのためのマルチエフェクターとして有名なモデルです。フロアマウントモデルでは現在TC Helicon VoiceLive 2がフラッグシップとして発売されていて、特にハーモニーに高い評価を得ているモデルですね。
そんなVoiceLiveシリーズに、コンパクトなモデルが登場です!
この「TC HELICON VoiceLive Play」は、200×156×45mmのコンパクトなボディに定番のハーモニーをはじめいろいろなエフェクトを詰め込んだモデルですね。
搭載されるエフェクトはμMod、ディレイ、リバーブ、ハーモニー、ダブリング、トランスデューサー、トーン補正、ハードチューン&ピッチ補正、VLOOPルーパー。235種類のプリセットを内蔵していて、ジャンルの指定や気に入ったプリセットを1発で呼び出せるFavoritスイッチなど、ヴォーカル用エフェクターの入門機としても使える操作性を実現しています。
コントロールはGANRE、FAVORITE、SETUP、EFFECTS、PRACTICE、MIX、BACK、STORE、←、→の10コのボタンと中央のノブだけで各種設定やプリセットの読み込み等が行えるシンプルな仕様です。3つのフットスイッチのうち2つはプリセットの切替、そして右端のものはHITスイッチで、これは踏んでいる間、プリセット内に登録されたエフェクトを強調することができるスイッチとなっています。
またおもしろいのがこのVoiceLive Play自体にもステレオのコンデンサマイクが搭載されていて、マイク入力と別に残響音を録音したりすることもできます。
マイク用のXLRインプット、ステレオのXLRアウトプットが2つと、ヘッドフォンアウト、Aux入力端子、TC HELICON Switch-3用のスイッチ拡張端子、そしてUSBとなっています。Aux入力端子から入力された楽曲のボイスキャンセリングを行う機能も搭載します。そして、このペダル自体をUSBオーディオインターフェイスとしても使用可能です。
ヴォーカル用としてはもちろんですが、他に「歌ってみた」用、マイクレコーディングの補佐用等、かなりいろいろな使い方が出来そうなペダルです。1台あると便利そうです!
人気blogランキングへ