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幻のギター、Fender Swingerを元に制作されたハイクオリティなモデル!「KAMINARI Swinger'69」登場!

1969年、様々なギターをラインナップしていたFenderから、とある個性的なギターが発売されました。その「Swinger」というギター(別名Arrow、Musiclander)は、Fenderギターの中でもそれほど注目されることなく消えていったモデルの1つです。
Fenderは、当時からギター初心者のためのモデルにも力を入れていました。その姿勢は今でもSquierの膨大なラインナップを見ても変わっていませんが、そのSwingerもその1つ、スチューデントシリーズのラインナップとして作られたギターです。イメージとして、現代の激安ギターみたいな雰囲気ではないかと思います。
ボディは当時のスチューデントモデル、Musicmaster(Duo-SonicのフロントPUのみのバージョン)のボディ(一部、革新的ながら人気の出なかった5弦ベース、Bass Vのボディも)を加工し、当時余っていたショートスケールネックを使い切るために制作されました。このショートスケールですが、当時のFenderはスチューデントシリーズのMusicmaster、Duo-Sonic、Mustangには2種類のスケールラインナップがあり、1つは現代のフェンダーショートスケールとして有名な24インチスケール(現在のMustang等に使われているスケール)、もう1つはいわゆるショートスケールの22.5インチスケールでした。それらのモデルは24インチスケールが人気となっていたため、22.5インチスケールのネックが大量に余っていたということです。
悪い言い方をすると、売れ残りのパーツを集めて作られた激安ギター、それがSwingerでした。いわば在庫処分として作られているため、おそらく売り切りモデルとして考えられていたのではないかと思うんですが、Fenderのカタログには1度も載ることなく、全て楽器店への直接的な営業のみで出荷されたということです。そのため、今では幻のギターとして一部のFenderファンの方には知られています。特徴はなによりも見た目。他のFenderギターでは見られない、槍の先のようなヘッド(Arrowと呼ばれる理由)を持ち、ボディ形状も変形ギターと言われてもおかしくないような形状の、アグレッシブなデザインです。
そんなマニアックなギターを、さらにクオリティを高めて甦らせたブランドが現れました。昨年の12月頃に発表されていたんですが、ようやく流通しはじめたようですのでご紹介します。
「KAMINARI Guitar」という日本のギターブランドです。ギターだけでなく、ピックアップやケーブルをラインナップしているブランドです。そして、かつてFenderに在籍し、現在はFRANK ZAPPAEaglesのJoe Walshのギターを制作するPerfoemance Guitarsの設立者であり、世界的な日本人ギタービルダーとして知られるKunio "Kenny" Sugai氏と共同で開発されたのが、今回ご紹介する「KAMINARI Swinger'69」です。
アルダーボディ、メイプルネック、インディアンローズ指板、ミディアム22F。ピックアップはオリジナル同様、フロントの位置にシングルコイルが1つ。このピックアップはKAMINARI original Flat pole S-topというオリジナルモデルで、60年代のデッドストックのエナメルワイアーを手巻きにしたこだわりのモデルです。コントロールは1Vol、1Tone。ブリッジは実際の64年以降のMusicmasterやDuo-Sonicに使われていたブリッジを元に計測して造られたオリジナルのもので、クラシックな形状をそのまま甦らせたというものです。
実際のSwingerとの違いは、まずネックのスケールが現代の一般的なムスタング等と同じ24インチのショートスケールとなっている点。ボディの厚みをMustangと同等にしている点。そしてフィニッシュが60年代のニトロセルロースラッカーを使ったラッカーフィニッシュとなっている点(オリジナルSwingerはポリフィニッシュ)です。ボディ形状等は、本物の69年製Swingerから採寸されているので、スケールが違うとはいえほぼ、当時のモデルをそのまま復刻し、そしてサウンドとプレイアビリティを向上させたモデル、という感じですね。

同時に、2PUモデルも登場。違いはPUが2つになっていて、フロントはKAMINARI original Flat pole S-top、リアにKAMINARI original Flat pole N-topという、ヴィンテージMustangをイメージしたピックアップのセットとなっていて、コントロールに3Wayセレクターが追加されています。このモデルは東京事変の2代目ギタリスト、浮雲こと長岡 亮介氏の使用しているモデルということです。

正直、おもしろいギターだと思います。音はたぶん、ムスタングに近い感じなんじゃないかな、と勝手に想像していますが、どんな感じなのか弾いたみたいですね。個性的な見た目もおもしろいです。
 
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