アメリカから、新しいブランドが日本上陸です。
この「STiFF Amplification」というブランドは、ハイゲインアンプで有名なKRANK Amplificationを設立したTony Krankによる新しいアンプブランドです。
本国ではアンプとエフェクターを製作していますが、まだアンプは入って来ていないみたいですね。なので今回はエフェクターの方をご紹介します。
STiFF Amplification PSYCHOPLEX
KRANK Amplificationの創始者であるTony Krank氏の最新ブランドが初上陸!STiFF PSYCHOPLEX |
テープエコーの名機として知られる、Maestro Echoplex EP-2のサウンドを再現したディレイペダルで、インプットステージに本物同様12AX7を採用した本格的なモデルですね。
EP-2の回路を元に製作されていますがテープエコーではなくアナログディレイとなります。BBDを用いてEP-2びサウンドを作り出しています。
コントロールはTime、Repeat、Levelの3つと、Short/Long切替スイッチを搭載。スイッチでTimeコントロールの可変幅を切り替えられます。最大ディレイタイムは650msとなっています。多くの真空管アンプを製作するアンプビルダーによる12AX7インプットステージも楽しみですね。
筐体はかなり大きく、また真空管保護部の高さもあり、アダプタも12Vのものを使う等、非常に存在感のあるモデルとなっています。音も良い感じですね。
STiFF Amplification REPEAT OFFENDER
KRANK Amplificationの創始者であるTony Krank氏の最新ブランド初上陸!STiFF REPEAT OFFENDER |
このペダルの元になったのは、Echoplex EP-3です。EP-3といえば、インプットステージに真空管でなくFETを用いたモデルで、あのEP Boosterをはじめ数多くのブースターがお手本とするモデルとしても知られていますね。
もちろんこのREPEAT OFFENDERもFETによるインプットステージを再現。ここにはオリジナル同様NOSのTIS58というFETを搭載しています。同じくEP-3系のブースターVemuram Neoplexでも使われているFETですね。
ディレイ部はBBDを使ったアナログディレイとなっていて、Time、Repeat、Level、およびTimeの可変幅を切り替えるShort/Long切替スイッチを搭載。最大ディレイタイムは580msとなっています。そして、もちろんEP-3同様、プリアンプとしてインプットステージ部を使うことも可能です。駆動は専用の12Vアダプタとなっています。
サンプルムービー
サンプルムービー2
というわけで、STiFF Amplificationのエフェクターのご紹介でした。いや〜、正直、遂に入って来たか、というブランドなんですよね。
これはどちらのペダルも弾いてみたいです。というか欲しいですね。素晴らしい。
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