 Amptweaker TightFuzz |
と共に5150アンプ（後のPeavey 6505人気の高いハイゲインディストーションTightMetal
をはじめとするいろいろなラインナップを持つTmptweakerに、新たなモデルが登場です。今回、新しく登場したのが「Amptweaker TightFuzz
コントロールはVolume、Tone、Fuzz、そしてAmptweakerペダル特有のTightコントロール。さらに60ｓ/70ｓのTone切替スイッチ、ゲルマニウム/シリコンのトランジスタ切替スイッチ、よりスムーズなサウンドを作るEdge切替スイッチを搭載。Toneスイッチは60年代のローゲインなサウンドと70年代の太くヘヴィなサウンドを切り替えることができ、トランジスタ切替スイッチによってゲルマニウムトランジスタとシリコントランジスタのサウンドをすぐに切り替えることができます。例えばゲルマニウムトランジスタをメインに使いながら、寒いところなどではシリコントランジスタモードにして安定した音を得る、といったことも可能です。
Tightコントロールはファズの前に設置されるコントロールで、ローエンドの調整を行うんですが、このペダルではこのTightコントロールセクションに、入力信号のインピーダンスをファズ回路に最適化させる回路が組み込まれています。これにより、例えばファズとワウを並べて使う際、間にバッファを挟まないとうまく動作しない、といった問題が起こることもなく、どんな接続順でも常に「ファズを先頭につないだ」状態と同様の、ファズ回路にとって最適な状態を得られる、というものです。アクティブPUのギターでもパッシブPUのギター同様に使うことができるということですね。
また、Amptweakerのペダルには標準装備とも言えるエフェクトループも搭載。エフェクトのON/OFFに連動して動作し、ループの位置もエフェクトの前と後で切替が可能。また、アダプタ駆動時には4つのノブを照らすLEDを搭載し、暗いステージでの視認性を向上させると共に、ネジのいらない電池ボックスや、電池を入れっぱなしでもケーブルを抜かずに置いておくことの出来る電源スイッチ（一応、メーカーはケーブルを抜くことを推奨しています）も搭載。踏み間違いを抑制するスラント型の強い筐体など、全ての機能、コントロールが完全な実用志向となっているのがAmptweakerらしいところですね。
サンプルムービー
音そのものはスタンダードなクラシックファズという感じです。しかし多彩なコントロールによってリードからバッキングまで、またクラシックなファズの中でもバリエーション豊かな音を作ることが出来るペダルですね。音も良い感じだと思います。
ファズペダルをメインに使うプレイヤーにはもちろん、たまにファズを使うことがある、というプレイヤーにも、1台あるだけで様々な音に対応しているので、良さそうなペダルです。
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