英国のスタンダードで歴史あるアンプメーカー、Laney。先日、サウンドハウスがLaney国内代理店業務を開始することになったようです。
そして、昨年発売されていながら日本には入っていなかった、あのBlack Sabbathのギタリスト、トニー・アイオミのシグネチャーモデルが日本にも入ってくるようになったようです。アイオミといえば、Black Sabbathとしてデビューした頃から、Laney Supergroup LA100BLという100Wアンプを使っていたことが知られていますので、Laneyが改めてアイオミのアンプを出すというのはとても素晴らしいことですね。
この「Laney TI100 Tony Iommi Signature」は、100Wのフルチューブアンプヘッドです。真空管はECC83を8本、6L6を4本搭載。2チャンネル仕様で、LeadとRythmのチャンネルを切り替えられます。
それぞれのチャンネルにはPre-Boostのスイッチとコントロール、Drive、Bass、Middle、Treble、Volume、Enhance、Presenceのコントロールを搭載。Enhanceはローエンド、Presenceはハイエンドのコントロールです。RythmとLeadと名前が付けられていますが、チャンネル自体の構造は同じで、同じセッティングにすれば同じ音が出るということです。音量からゲインから、すべてを個別にコントロールできる形となっています。
リアパネルには、まずEL34と6L6のバイアス切替スイッチがあります。つまり、パワー管はEL34と6L6を自由に変えて使うことができるということですね。続いてPower Amp In/Pre Amp Out、つまりシリーズのエフェクトループがあり、ラインアウトやパワーアンプのみを使うことも出来ます。そしてパラレル、シリーズ、バイパス切替可能なのエフェクトループと、FX Return Gainコントロールを搭載。続いて専用のフットスイッチ端子があり、さらに2台以上のアンプを接続し、1つのパワーアンプで使用することでより多彩なチャンネル切替を行えるSYM LINKのIN/OUT端子を搭載。例えばこのT100を2台使って、4チャンネルのアンプとして使うことができるというわけですね。もちろんチャンネル切替もまとめて行えます。
デモムービー
サンプルムービー
機能的で使いやすく、音も良さそうなアンプですね。これにThe Wizardをつなげて音を出してみたいですw
人気blogランキングへ