高いプレイアビリティやこだわりのベースをラインナップするとして知られるLaklandから、元ART-SCHOOL、Zazen Boysに在籍し、現在はストレイテナーやNothing's Curved In Stoneなどで活躍するベーシスト、ひなっちこと日向秀和のシグネチャーモデルが登場です。
先に「Lakland」というブランドについて書いてみます。ベースはあまり詳しくないですが、意外に知られていなかったりするブランドのようです。Laklandは1994年にアメリカ、シカゴで設立されたベースブランドです。ベーシストのDan LakinとルシアーのHugh McFarlandによって設立されたのが最初で、二人の姓であるLakinとMcFarlandを組み合わせ、Laklandと付けられました。(Lake Landの意味も込めているとのことです。)94年にNAMM SHOWに出展、95年にはアメリカでベースの生産を開始。96年にはDan Lakinの祖父が立ち上げた A. Lakin & Sonsという会社に組み込まれ、97年にMcFarlandがLaklandを辞めます。2001年には韓国生産の低価格モデル、Skylineシリーズを導入。Skylineシリーズは2008年からはインドネシアで生産されます。
2010年、シカゴのHanson Musical InstrumentsがLaklandを買収します。
現在のLaklandは、ハイエンドなUSAモデルと低価格なSkylineシリーズに加え、日本生産のShorelineシリーズというのがあります。ShorelineシリーズはESPがUSAのスペックを元に生産しているということですね。
Laklandは様々なアーティストモデルの製作にも積極的で、Bad Companyのボズ・バレルやFoo Fightersのネイト・メンデル、U2のアダム・クレイトン、さらにL'Arc~en〜Cielのtetsuyaなど、非常に多岐にわたるプレイヤーのシグネチャーモデルを製作しています。
そんなLaklandから登場した日向秀和シグネチャーモデル、2種類それぞれ見てみましょう。
LAKLAND Shoreline Series SL44-60/R Hinatch
LAKLAND Skyline Japan Series SK-460/R Hinatch
日本を代表する実力派ベーシストの一人ですね。ライブを見たことがありますが、非常に存在感のある、ゴリゴリ系なサウンドと、エフェクトを多用するベースサウンドを使い分けていたのが印象的でした。
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