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Electro-Harmonix代理店変更!エレハモラインナップを見返します!Vol.2 歪み系/ブースターペダル


6月1日より、長年にわたりエフェクターを製作するElectro-Harmonixの代理店が日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社からキョーリツコーポレーションに変わります(Electro-Harmonix代理店業務開始のご案内-キョーリツコーポレーション)。ちなみに日本エレハモの名前はどうするんだ、という感想は当然出てきますが、6月以降、日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社はElectro-Harmonix製品の輸入代理店ではなくなりますが、販売店として販売自体は行えるということになるようです。ただ、実際に卸売りなどを継続するかどうかについては現時点では分かりません。
これだけ大きなメーカーの動きですから、この機会に改めてエレハモの膨大なラインナップを見直していきたいと思います。前回のVol.1は「MUFF」と名の付くペダルをご紹介しましたが、今回はそれ以外の歪み系とブースターペダルを見てみようと思います。(機材ラインナップのみとし、真空管等のラインナップについては、今回は除外します。)
では、いってみましょう!

  • オーバードライブペダル

まずは、オーバードライブから。モデル名順にご紹介します。(ベース用は後段でまとめます。)

Electro-Harmonix East River Drive

まずはこちら。TS系のオーバードライブペダル「East River Drive」です。コントロールはVol、Drive、Toneの3つ。スタンダードな正統派オーバードライブペダルですね。JRC4558D Opampを用い、対称クリッピングで作られるトゥルーバイパスのTS系です。開発に当たっては、Tube Screamerに造詣の深いAnalog.Manが協力したということですね。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Germanium OD

続いてGermanium ODです。名前の通りゲルマニウムトランジスタを用いたオーバードライブで、コントロールはGain、Bias、Volts。トランジスタのバイアスと駆動電圧を調整することで、ゲルマニウムトランジスタの持つ様々な音色を作ることができます。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Hot Tubes

続いて、かつてElectro-Harmonixが製作していたヴィンテージドライブペダルを復刻した「Hot Tubes」です。1970年代のCMOSを用いたHot Tubes(レビュー)を復刻したペダルですね。コントロールはVol、Tone、Overdriveで、トグルスイッチを使ってTone回路をバイパスすることもできます。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Lumberjack

続いてこちら。「壊れたスピーカーの音」を再現したという個性派オーバードライブです。Vol、Boost、LOG Factorコントロールを搭載。Boostはインプットレベルで、LOG Factorは歪みやすさです。Lumberjackは木こりという意味があり、LOGは丸太ですね。丸太の要素を調整することで、レスポンスを調整できるというもの。
基本的にハイレスポンスなドライブペダルとなっていて、幅広い音作りができます。そのコンセプトから、海外では「BOSS DN-2のクローンか?」なんて議論がちょっとだけ展開したほどです。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix OD Glove

続いて、こちら。「OD Glove」です。手袋(Glove)で包み込むようなサウンドを作り出すという謎のペダルですが、ぶっちゃけ、Fulltone OCDのクローンモデルです。
VOL、TONE、GAINに加え、Shiftスイッチを搭載。ShiftをONにすればミッドレンジとハイミッドが強くなります。さらに、内部にスイッチがあり、これでコンプレッションの強さを切り替えることもできます。
9〜18V駆動に対応していて、18V駆動ではよりオープンなサウンドを作ることができます。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Soul Food

そして、話題のペダル。Klon Centaur/KTRのクローンモデル、Soul Foodです。VOL、Drive、Trebleコントロールを搭載し、内部スイッチでトゥルーバイパスとバッファードバイパスを切替できます。
レビュー
サンプルムービー
 

  • ファズペダル

続いて、ファズペダルです。

Electro-Harmonix Graphic Fuzz

【正規輸入品】Electro-Harmonix Graphic Fuzz XO

【正規輸入品】Electro-Harmonix Graphic Fuzz XO
価格:20,250円(税込、送料別)

こちらは、Graphic Fuzz。エレハモのロングセラーモデルですね。多彩なフェーダーを用い、グラフィックEQを搭載したファズペダルです。
DIST、ENV、GRAPHIC EQとセクションが分かれ、ゲインを調整するOverdrive、エンヴェロープシェイプ(レスポンス)を調整するDynamics、Sustain、6バンドグラフィックEQ(125、250、500、1000、2000、4000Hz)、Volumeのフェーダーを搭載。ファズのON/OFFスイッチを個別に搭載し、シンプルなEQペダルとして使うこともできます。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Satisfaction

そして、こちら。Rolling Stonesの名曲「(I Can't Get No) Satsfaction」を思わせるペダルです。
当時この曲のイントロに使われたという「Maestro Fuzz Tone FZ-1」を元にしたファズペダルですね。コントロールはVol、Attackのみで、9V電池、または9Vアダプタで駆動します。
サンプルムービー
参考:The Rolling Stones - (I Can't Get No) Satsfaction (Live) - OFFICIAL
 

  • ブースターペダル

派手な歪みのイメージが強いエレハモですが、ブーストペダルもラインナップしています。

Electro-Harmonix LPB-1

Electro Harmonix LPB-1

Electro Harmonix LPB-1
価格:5,580円(税込、送料別)

まずはこちら。かつてElectro-Harmonixが製作していた、筐体にプラグが直接付いている古いブーストペダルの名前を継承して作られたペダルです。オリジナルモデルは1968年、Electro-Harmonix最初のエフェクターとして発売。このペダルは、当時の回路を継承しているということです。
Boostのみのシンプルなコントロールを持つクリーンブースターですね。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix LPB2ube

エレハモのブーストペダル、LPB(Liner Power Booster)の名前を持ち、真空管を搭載したチューブブースター/プリアンプペダルです。
大柄な筐体に2本の真空管を搭載。300Vのプレート電圧で駆動させる本格的なチューブペダルですね。ステレオ入出力に対応し、LevelとDriveコントロールをL/Rそれぞれに搭載。そして共通のInput Levelコントロールを備えています。デュアルモノラルペダルとして使うこともできます。インプットレベルは-10dB〜+4dBで調整可能。スタジオクラスのエフェクトとしても使えます。
サンプルムービー(音出しは50秒あたりから)
 

Electro-Harmonix Screaming Bird

続いて、非常にシンプルなトレブルブーストペダルです。LPB-1同様、Electro-Harmonixの最初期に作られたエフェクトを元に再現したモデルですね。最大+20dBまで、Boostノブでトレブルをブーストできます。
LPB-1とScreaming Birdのサンプルムービー
 

Electro-Harmonix The Mole

Screaming Birdがトレブルブースターなら、こちらはベースブースターです。Screaming Bird同様、エレハモ最初期に作られたペダルを再現しており、シンプルなBoostノブで最大+20dBまで、低域をブーストできるというモデルです。
Screaming BirdとThe Moleのサンプルムービー
 

  • ベース用ペダル

続いて、ベース用の歪み系です。

Electro-Harmonix Bass Blogger

まずはこちら。ベース用のファズ/ディストーションペダル、Bass Bloggerです。モデル名になっているBloggerは、ブログを書く人。つまりこのペダルのモデルはわたしです←ちがいます。
なぜこのモデル名なのか分からないですが、ベース専用に作られたファズとディストーションサウンドを出せるペダルですね。コントロールはVolume、Tone、Drive。そしてFuzzとDrive切替スイッチを搭載。ドライとウェットを個別に出力することも可能となっています。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Bass Metaphors

続いて、より多彩なベースドライブペダル、Bass Metaphorsです。メタファーは暗喩という意味で、複数形になってもそれは変わりませんが、Metaphorsでは特に象徴という意味もあります。ベースを象徴するペダル、という意味で作られたのではないかと思います。
コンプレッサーとディストーションを組み合わせ、さらにBass DIも搭載。Volume、Dist.、EQ Level、Treble、Bass、Dryノブ、そして中央にコンプレッサースイッチを搭載し、SquashモードにすればコンプレッサーがONになります。歪みも個別にフットスイッチでON/OFF可能。通常のIN/OUTに加え、ダイレクトアウトやXLRアウトも搭載します。
サンプルムービー
 
というわけで、今回はエレハモの歪み系とブースターを見てみました。MUFF系も歪みなんですが、それを除いてもこれだけのラインナップがあるところにエレハモのすごさが表れていると思います。改めて見直すと、こういうペダルだったのか、というモデルもけっこうあったりしますね。面白いです。
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