【ミキサー】●ROLAND HS-5 [Session Mixer] 【11月上旬発売予定】 【新製品その他】 |
この「Roland HS-5」は、最大5人までがヘッドフォンを使ってアンサンブル練習/セッションができる、というデジタルミキサーです。一見かなり複雑そうに見えますが、シンプルに使えるモデルとなっています。
上から見るとこんな形。変わっています。この画像で、上の部分にインプットがあり、右側にメインアウト、下の丸いところにヘッドフォンアウトがあって、それぞれのプレイをしながら全員の楽器の音をミックスして各ヘッドフォンに出力出来る、という形ですね。
インプット部はこんな感じ。4つしかありませんが、側面にもう1つあります。それぞれにL、Rのフォン端子とXLR端子(EインプットはXLR端子無し)を装備し、楽器を直接プラグインしたりマイクを挿したりできます。A,B,C,Dの4つの出力にはそれぞれPHONES、REVERB、MY MIXコントロールがあり、それぞれステージモニターを聞くような感じで演奏のしやすいバランスで音を聞くことができます。各出力にはフォンジャックとミニジャックがあり、いろいろなヘッドフォン/イヤフォンに対応。上部にはA〜Eまで個別にコントロールできるLEVELコントロールがあり、これでメインミックスの音量バランスを調整可能。メインアウトはヘッドフォンとLRのフォンジャックとなっているので、レコーディングのミキサーとしても使えます。
A〜Dにはそれぞれギター、ベース、マイクのモデリングを搭載し、直接プラグインしてモデリングをかける、という使い方ができます。ギターアンプは10種類、ベース、マイクは5種類のモデリングを搭載します。また、左側面にはUSBメモリ端子、USB端子があり、USBメモリやPCに直接レコーディングする、ということも可能となっています。クリックもついているので、練習に最適です。
ヘッドフォンを使うことから、このミキサーを「音を出さずにセッションするミキサー」とだけ考えるのは実はちょっと違います。そういう使い方ももちろん出来るんですが・・・このモデルのポイントは、前述の通りそれぞれステージモニターのように違ったバランスで音を聞き、演奏、それらをミックスして出力できることにあります。
つまり、スタジオなどで合わせて練習するときに、疑似的にステージでの環境を再現出来、さらに録音することができるので後から聴いて確認できる。バンド練習にこれほど最適な機器はなかなか無いと思います。他の使い方としては、宅録用ミキサーとしても優秀ですね。特に「弾いてみた」動画なんかで、例えば2人で弾いてみた、みたいな場合、メインソースと2人の演奏をそれぞれミックスできるので便利です。一般的なオーディオインターフェイスではなかなかできない機能です。
かっこよく光ります。
イントロダクションムービー
ちなみに、この機種、とても優秀で使いやすいのは間違いありませんが、実は先駆者が居ます。
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特にこのHS-5に近いのが「JAMHUB Bed Room」というモデル。5つのXLR、およびTRSステレオ端子(モノラル対応)インプットとヘッドフォンアウトを搭載。4人までは個別に自由なミックスを聞くことができ、もう1人がメインミックスの音を聞きます。リバーブ、ディレイ、およびマイクに使えるモジュレーションエフェクトを搭載。HS-5との大きな違いは、アンプモデリングやUSB端子を搭載していないことで、こちらの方がよりシンプルなモデルとも言えます。
ちなみに・・・
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JAMHUBデモムービー
それぞれの用途に合わせたモデルを選ぶと良さそうですね。
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