ヴィンテージマーシャルアンプのサウンド、すなわちプレキシサウンドを求めるペダル。これまでも様々なモデルが発売されていますが、ここ最近またいろいろなモデルが出始めている感じがあります。そこで2015年以降に発売されたプレキシペダルをまとめるこのシリーズ、今回は前編に続き、後編です。
前回はA〜Jから始まるブランドのペダルを載せました。今回はK・・・から始まるブランドは出ていなかったので、Lから始まるブランドのプレキシペダルを載せていきたいと思います。ではいってみましょう!
Lovepedal Purple Plexi LE
Lovepedal 《ラブペダル》Purple Plexi LE 【安心の正規品】【送料無料!】 |
DriveコントロールをDrive AとDrive Bに分け、A/Bフットスイッチを追加。フットスイッチ1発でゲインを切り替える2ch仕様としたモデルですね。Drive AとDrive BでJCM800〜JTM45あたりの音を切り替えて使うことができるということです。ギターのヴォリュームへのレスポンスが高く、ゲインをギター側でコントロールできるペダルとなっています。Toneコントロールでも60年代のプレキシからJCM800サウンドまで調整できます。
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Manlay Sound M-200
Manlay Sound M-200 Marshall Major (The Pig) Sound Replica【在庫あり】 |
このペダルの元になっているのはMarshall Majorという200W出力のプレキシアンプのサウンドを元にしています。コントロールはMASTER VOLUME、BASS VOLUME、TREBLE VOLUME。さらにBrightスイッチを搭載しています。オリジナルアンプと同様の回路構成を持ち、TrebleとBassで独立した増幅段をミックスするスタイルのペダルとなっていて、Majorのサウンドを再現しています。
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オリジナルMarshall Majorのサウンド(ギターとベース)
One Control Purple Plexifier
One Control エフェクター Purple Plexifier 【パープルプレキシファー オーバードライブ】【ピック10枚セット付き!】 |
コントロールはVOL、DIST、TREBLEの3ノブ。さらに側面にMidrangeトリムポットを搭載。本物のプレキシアンプ、すなわちヴィンテージマーシャルには3バンドEQを搭載しますが、このペダルはミニサイズのエフェクターとしての操作性を高めるため、低域を固定し、ミッドレンジの出方をまず調整し、好みに合わせてからトレブルをコントロールするというスタイル。「クリーンからディストーションまで、広いゲインレンジを持ったアンプライクなペダル」で、BJFデザインらしくギター側で歪みをコントロールできるレスポンスも備えています。「ホットロッドなカスタムが施された」プレキシアンプのトーンを基本としているということで、クリーンからブルース、ハードロック、EVHのブラウンサウンドまでをカバーします。
試奏レポート
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Pedal Diggers Cranked 45
Pedal diggers ペダルディガー Cranked 45【横浜店】 |
MXRサイズで作られるマーシャル系オーバードライブ/ディストーションで、Vol.、Tone、Gainのシンプルな3ノブペダルです。「JTM45をブースターなどで少しプッシュした実際にライブやレコーディングで聞ける図太く音圧感のある王道のロックサウンド」を再現しています。
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Pedal Tank Plexi Drive
Pedal Tank Plexi Drive《エフェクター/オーバードライブ/ディストーション》【送料無料】【マーキングシールプレゼント】 |
シンプルなLevel、Gain、Toneコントロールで構成されるオーバードライブ/ディストーションペダルで、「プレキシマーシャルの持つクランチ、レスポンス、フィーリング」が得られ、さらにプレキシだけでなく歴代マーシャルサウンドを得られます。
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Ramble FX Marvel Drive
Ramble FX/Marvel Drive V3 Purple【在庫あり】 |
VOLUME I、VOLUME II、MASTER、およびPRESENCEミニノブを搭載し、LEDにはINDICATORのラベルが付いています。マーシャルのフロントパネルをリスペクトしたデザインで、1960年代中〜後半に生産された2チャンネル仕様のMarshallプレキシの音を再現。4系統のJFET増幅段を使用した構造です。4インプットで2チャンネル仕様のプレキシマーシャルの、チャンネルリンクをさせた音を作るためのペダルで、VOLUME IとVOLUME IIノブによって2つのチャンネルを自在にブレンド可能。片方のVOLUMEを0にすれば、オリジナルのHIGH TREBLEとNORMAL、それぞれの個別のチャンネルの音を作ることも可能です。
Ramble FX/Marvel Drive V3 Red【在庫あり】 |
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Two Notes Le Crunch
Two Notes / Le Crunch |
200Vで駆動させる真空管を内蔵するプリアンプで、多彩なコントロールを搭載。AチャンネルはGain、Volume、Treble、Bassコントロール、BチャンネルにはGain、Volume、Sweep、Treble、Mid、Bass、Fusionコントロールを搭載。FusionコントロールはFusionモードのコントロールで、このモードはAとBのチャンネルを組み合わせるモードです。ここにはHotとColdの2種類を選択でき、HotモードではAとBを直列、ColdモードではAとBを並列に接続します。
入出力端子も豊富で、インプット、アウトプット、センド(AUXアウト)、リターン、ヘッドフォンアウト、MIDI IN、MIDI OUT、さらにグラウンドリフトやスピーカーシミュレータを搭載するXLRのDIアウトを搭載しています。
ラインドライバー、プリアンプ、さらにオーバードライブやブースターとしても使うことのできるペダルとなっています。
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Wampler Pedals Plexi-Drive Deluxe
《正規輸入品・新品》 Wampler Pedals (ワンプラーペダル) Plexi-Drive Deluxe #2229 オーバードライブ |
JTMシリーズのサウンドを再現します。以前から発売されていたPlexi Driveをさらに拡張したペダルですね。コントロールは、まず新しく開発されたアクティブ3バンドEQのBass、Middle、TrebleとLevel、および特に低音量でも4発キャビネットのサウンドを作るためのベースブーストスイッチと、高音域を強調するトレブルブーストスイッチを搭載しています。そして、Pre GainとPost Gainの2つのゲインコントロールを搭載し、フットスイッチも右側がPre Gain、左側がPost Gainとなっています。
このペダルの場合、通常の「ON」、つまりマーシャルサウンドそのままを作る場合が「Post Gain」となります。Pre Gainは、マーシャルサウンドにさらにTSタイプの歪みを加えることができるという仕組みですね。
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サンプルムービー2
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Xotic SL Drive Chrome Bundle
Xotic Effects SL Drive Chrome Bundle / エキゾチック・SLドライブ・クロームバンドル |
通常モデルのサンプルムービー
XVD-1 Voltage Doublerは、9Vの入力を15V、または18Vの出力に変換するもので、最大80mAの電流を供給できます。
Xoticペダルの中では、15Vモードを推奨するのがAC Booster、RC Booster、BB Preamp、BB Preamp MB、BB Preamp Comp、Bass RC Booster、Bass BB Preamp。
18V駆動を推奨するのがEP Booster、SL Drive、SP Compressor、AC Plus、BB Plus、AC-Compです。
これをセットにしたことで、より高いダイナミクスレンジのサウンドを作ることができるようになっています。
ということで、前編と合わせて18機種のプレキシペダルを見てきました。すべて2015年以降に国内発売されたペダルです。ほぼ毎月1つくらいは出ていたという感じですね。
改めて見ると、かつてのモデルの発展系などもけっこうありますが、同様に新作もあります。それぞれのこだわり、それぞれのペダルが目指すところ、それぞれのペダルのスタイル。こうして並べて見てみると面白いですね。
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