この「Fire-Eye Red-Eye Twin Instrument Preamplifier」は、同ブランドのRed-Eyeを2つ搭載し、独立したブースターを内蔵したペダルです。
2つのインプットを搭載。それぞれにGainとTrebleコントロールを搭載し、2つの楽器の音量や音色を個別に設定可能。2つのインプットを1つずつ使う場合は左のフットスイッチでインプットを切り替えることが出来、Modeスイッチを切り替えれば2つのインプットを同時に出力することも出来ます。
右側のフットスイッチでブーストのON/OFFが可能。ブーストレベルは+3dB 〜 +7dBの範囲で調整できます。
また、エフェクトループを搭載し、様々なエフェクトを楽器にかけたりチューナーを接続することも可能。1MΩのハイインピーダンスインプットと高いヘッドルームにより、20Hzから18kHzまでフルフラットな特性を実現。インプットゲインや詳細なEQが無くても楽器そのもののサウンドを再現できるということです。Trebleはヴァイオリンやマンドリンなどでブライトな音色が欲しいプレイヤーのために付けられたとのことですね。ギターでも効果がありそうです。
XLRアウトプットのトランスフォーマーにもこだわり、本来音響用ではなくモデム用に作られたものを使うことで20Hz以下のスムースなローエンドのレスポンスと40kHz以上のクリアな超高域を実現。アクティブDIとしてはもちろん、エフェクトループのインプット(Return)とXLRアウトを使うことでパッシブDIとしても使用可能です。
駆動は9V電池、またはPhantom電源となっていて、新品あるカル9V電池で200時間程度の駆動が可能。Phantom電源が入力されれば自動的にそちらに切り替わる形となっっています。バッテリーチェックLEDも付いています。
内部にはトリムポットがあり、これで全体のレベルを微調整も可能。特に出力が大きかったり小さかったりする楽器を接続した際などに使うということです。
GainコントロールとTrebleコントロールの関係。下の線がゲイン最小、上の線がゲイン最大で、その時のTreble最小と最大の時の周波数特性のグラフが書かれています。
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