中国からおもしろいエフェクターブランドが登場です。「Sinvertek」。コンパクトペダルの中に多彩な機能を詰め込んだペダルを制作しています。ディストーションとディレイ、それぞれ見てみましょう。
Sinvertek Distortion No.5
コントロールはVolume、Gain、Treble、Mid、Bass、Presence。4バンドEQを搭載するペダルとなっています。MidコントロールはMiddle Rangeスイッチで3種類の周波数帯を選択可能。さらにピッキングアタックを3モードで切り替えるTop Endスイッチ、さらにブーストモード時のゲインブーストとヴォリュームブーストをそれぞれ設定するノブが付いています。ブーストモードは2種類のゲインブーストとヴォリュームブーストを選択できます。
ハイゲインサウンドはBognerやENGL、MESA BOOGIEのトーンを思わせるサウンドとなるとのことですね。
フットスイッチをダブルクリックすることでブーストモードのON/OFFが可能。バイパス時はトゥルーバイパスとなります。
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Sinvertek Fluid Time MKII
コントロールはBlend、Regen、Timeの基本的なノブに加え、デュアルタイム、テイクオフ、ステップオーバーのモードを切り替え可能。デュアルタイムは2つのディレイタイムを固定し、その間を可変するサウンド、テイクオフはフィードバックが増加していくモードで、ステップオーバーはエイリアンの声みたいな音になるモードとのこと。通常のアナログディレイはタップモードを選択し、タップテンポでディレイタイムを設定できます。
そしてタップテンポは6種類のサブディビジョンを選択できます。
バイパスモードもトゥルーバイパス、バッファードバイパス、トレイルバイパス(シームレスディレイ)を選択可能。インプット、アウトプットに加え、TRY端子のエフェクトループ、そしてエクスプレッションまたはCVコントロールシグナルを受信できるコントロール端子を備えています。外部コントロールソースもスイッチで選択できます。
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どちらもスタンダードなサイズの中に機能を詰め込んだペダルです。基本的にサウンドはアナログとなっているのもポイントですね。おもしろいペダルです。Chase Bliss Audioに近い発想で作られている感じがします。
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