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小さくても機能的!いろいろなディレイを選べる「コンパクト機能派デジタルディレイ」特集! 後編

Red Panda レッドパンダ ディレイ / エコー Raster 【国内正規品】 tc electronic Flash Back DELAY & LOOPER ギターエフェクター [国内正規品]Strymon:El Capistan(ストライモン:エル・キャピスタン)
大仰な機能を持つ多機能ディレイほどではなく、コンパクトで取り回しの良さがあり、同時に機能的にもいろいろなディレイを選択できる、そんなコンパクトで機能的なディレイペダルをまとめてみる特集、昨日の前編に続いて、今日は後編となります。では、いってみましょう。
※ブランド名順に載せて行きます。できるだけ探してみましたが、抜けているものもあるかも知れません。また、一部少数ながらプリセットを設定できるモデルもあります。

MAK crazy sound technology Temporal Time Machine

まずはこちら。クリミアのエフェクターブランド、MAK Crazy Sound Technologyによるちょっと変わったディレイペダルです。
Feedback、Time、Damping、Mixノブと3モードのトグルスイッチを搭載。Dampingはモードにより操作が変わります。
モードは、まずスタンダードなディレイを作るDelayモード。最大1000msのディレイとなり、Dampingノブでデジタルディレイ〜アナログディレイとサウンドを変えることが出来ます。構造はデジタルディレイです。クリアなデジタルディレイらしい音から暖かなアナログライクなサウンドまで、その中間を可変することができます。
続いてCaveというモード。こちらはアナログライクなディレイにリバーブを加えて深い洞穴のような残響を作るというモード。Dampingでリバーブの強さを調整できます。最大ディレイタイムは600msになります。
最後にDaturaというモード。ディレイとリバーブ、さらにピッチシフトが加わって個性的な音を作るというモードです。Dampingはリバーブの深さを調整。ピッチシフトは自動でかかるようです。「独創的ですが美しい音を作ることができます。ミュージシャンのためにデザインしたアルゴリズムにより、無限大の創造力を刺激し、可能性を広げます。」ということで、個性的なディレイトーンが得られるモードですね。
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Marshall EH-1 Echohead

英国のアンプメーカー、Marshallの作るディレイペダルです。
Mode、Delay Time、Feedback、Levelコントロールを搭載。Modeノブを使い、ハイファイ、アナログ、テープエコー、マルチタップ、モジュレーションフィルター、リバースディレイを選択することができます。シンプルながら多彩なディレイサウンドを収録したペダルです。
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Neunaber Audio Effects Echelon Stereo Echo v2

少し変わったスタイルのデジタルペダルを制作するNeunaber Audio Effectsのディレイペダルです。
ディレイペダルといっても、Neunaberのペダルはどれも中身が同じで、ソフトウェアにより内部のエフェクトを選択することができるようになっています。
これは最新のv2となったモデルですね。ソフトウェアを使用した本体のエフェクトを変えることが出来る他、Exp Controllerを使うことで内部に4種類のエフェクトを設定できるようになっています。さらにその4種類のエフェクトそれぞれに2つのプリセットが設定できます。4種類のエフェクトは同じエフェクトを選択しても良く、その場合1エフェクトで最大8プリセットを設定できる、ということにもなります。また、多彩なエクスプレッションペダルの接続が可能となります。
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NuX Time Core

中国で、主にデジタルエフェクトを展開する低価格エフェクターブランド、NuXのディレイペダルです。
Time、Mix、Repeatコントロールとモード選択ノブを搭載。Tape、Digital、Analog、Ping Pong、Pan、Mod、Reverse、Holdからディレイを選択できます。さらに中央のトグルスイッチでバイパスモードの選択も可能。機能的なペダルとなっています。
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Old Blood Noise Endeavors Black Fountain Delay

その個性的なエフェクトとサウンド、デザインなどで人気を伸ばしつつあるアメリカのハンドメイドエフェクターブランド、Old Blood Noise Endeavorsのディレイペダルです。昨今のハンドメイド系機能的デジタルディレイらしく、3モードの選択でディレイを選べるペダルとなっています。
古いスタイルの「オイルカンディレイ」のサウンドを作るというペダルです。オイルカンディレイというのは、名前の通りオイルの入ったアルミの缶の内部にピックアップを入れ、缶にシグナルを通すことでオイルに発生する揺れをピックアップで読み取り、それをディレイサウンドとして出力するという形のもの。テープエコーが一般化する以前に作られた最初期のディレイの一種です。内部のオイルの揺れがモジュレーションとなって出て来るので、独特の音色として知られています。
コントロールはTime、Feedback、Mix、Fluid、そしてModeスイッチ。Fluidは「オイルの揺れ」を調整するもので、モジュレーションの強さを設定します。最小ではモジュレーションをかけないこともできます。
ModeスイッチではModern、Vintage、Organの3つのモードを選択可能。Modernモードはヴィンテージオイル缶ディレイユニットの音色を再現するモードで、「Morley EDL、Tel-Ray Model 10、そしてFender Echo-Reverb」のサウンドを再現。Vintageモードも基本的に同じですが、ディレイサウンドがよりダーティになるとのこと。アナログディレイ的な音になるようです。この2つのモードでは最大800msのディレイタイムを設定できます。
Organモードは、ショートディレイ専用機として作られた「Tel-Ray Deluxe Organ ToneやFender Dimension IV」のオイル缶ディレイユニットの音色を再現。ヴィンテージモデルではディレイタイムが固定されていたところを、このペダルでは最大211msまでディレイタイムを設定できます。
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Red Panda Raster

こちらも個性的なサウンドで人気の高いエフェクターブランド、Red Pandaによるディレイです。こちらはピッチシフトを組み合わせて個性的な効果を作るディレイペダル。
右側のフットスイッチでエフェクトをONに、左側のフットスイッチでピッチシフトをかけることができます。ピッチシフトはディレイのフィードバックループ内、つまりディレイ音のみにかかるように設定されています。
SHIFT、FDBK、DELAY、BLENDコントロールを搭載。SHIFTはピッチシフトエフェクトの調整で、FDBKはフィードバック、DELAYはディレイタイムです。ディレイタイムは20〜750msで調整可能。クリアなデジタルディレイサウンドで、FDBKのコントロールにより無限のフィードバック、さらに自己発振までをカバー。
そして2つのトグルスイッチ。左側がフィードバックの選択で、上から順にリバースディレイ、リピートごとにピッチシフトをかけるシフテッドリピート、ピッチシフトは1回だけかけ、あとはピッチを変えないアンシフテッドリピートのモードを選べます。右側のスイッチはピッチシフトのモードで、上から順に、±1オクターブの範囲で半音ごとにピッチを変えるトランスポーズモード、4度下からマイナー3度上の範囲でシームレスにピッチを変えるデチューンモード、そして位相を動かすフェイズシフトモードを選択可能。ただしフェイズシフトモードではリバースディレイは選択できません。
これらを組み合わせることで、音がだんだん上がり続ける、または下がり続けるような効果だったり、アルペジエーターのような音、ダーティな自己発振、フェイズシフトが組み合わさったカオスな発振などを作ります。
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t.c.electronic Flashback Delay & Looper

特にデジタルペダルでは高い人気の定番エフェクターブランド、t.c.electronicのディレイペダルです。
PC上からコントロールやノブの可変幅をダウンロードして設定出来るTonepintモードを搭載する、TonePrintシリーズのディレイペダルで、コンパクトながら多彩な機能を持ったモデルとなっています。
Delay、Feedback、FX Levelコントロールに加え、2290デジタル、アナログ、テープ、ローファイ、ダイナミック、モジュレーション、ピンポン、スラップ、リバース、Toneprintの11種類のディレイタイプを収録。最大7000msのディレイタイムに対応し、フルステレオ入出力もOK。3種類のタップテンポを選択でき、フットスイッチを踏みながらギターをブラッシングすることでテンポを設定することができます。
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t.c.electronic Flashback Mini

そして、Flashbackのミニサイズバージョンがこちら。Delay、Feedback、FX Levelコントロールのみのシンプルな設計ですが、この筐体にTonePrintを使うことでテープ、アナログ、2290、ダイナミックディレイなどのディレイタイプを選択可能。トゥルーバイパス、アナログドライスルーといった機能も搭載しており、さらにフットスイッチを踏みながらカッティングをすることでタップテンポ設定ができるオーディオタップ機能も備えています。
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試奏レポート
 

t.c.electronic Alter Ego 2

また、FlashbackをベースにProGuitarShopと共同で開発したディレイを搭載したのがこちらです。Time、Feedback、Levelコントロールと11モードのロータリースイッチを搭載。Tone Printモードや40秒まで(ステレオ20秒まで)のサンプリングループも搭載するペダルです。フットスイッチを押しながらピッキングによってディレイタイムを決定するオーディオタップや、そのタップテンポと実際に出力されるディレイタイムの割合を切り替えるスイッチ、そしてステレオIN/OUTに対応、バイパスモードも変更可能、アナログドライスルーという点は同じです。最大7秒まで(スラップバック時は300msまで)のディレイタイムにも対応します。
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Strymon BRIGADIER

Strymon BRIGADIER

Strymon BRIGADIER
価格:33,600円(税込、送料込)

世界的に人気のStrymonのディレイペダルです。このペダルは、dBucketテクノロジーによってDSPでBBDのアナログディレイサウンドを再現することができるというディレイですね。
5つのノブは、Time、Mix、Bucke Loss、Repeats、Modとなっていて、ModeとTap切替スイッチを搭載。Modeは40msec 〜 400 msec、100msec 〜 1000msec、500msec 〜 5secのディレイタイムレンジを切り替えるもので、Tapはタップテンポ入力時に4分音符、付点8分、3連符を切り替えられるものです。2つのフットスイッチはON/OFFとタップテンポとなっています。TAPフットスイッチはホールドすることでホールドディレイが可能。エフェクトのON/OFFはトゥルーバイパスとバッファードバイパスに切り替えることができ、バッファードバイパス時にはOFFにしてもディレイ音が残るディレイとすることができます。モノラル入力、ステレオ出力に対応していて、エクスプレッションペダルに任意のコントロールを割り当てて使うこともできます。
レビュー
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Strymon DIG

こちらもStrymonのディレイ。1980年代、ラック全盛時代のディレイサウンドを作り、さらに現代的なハイレゾリューションディレイサウンドも網羅するというペダルです。コントロールはTime、Mix、Time2、Mix2、Repeats、およびOff・Light・Deepの3モードMODスイッチと24/96・ADM・12bitの3モードTypeスイッチを搭載しています。
さらに、Strymonペダルにはおなじみのセカンダリファンクション機能により、両方のフットスイッチをホールドしながらコントロールを動かすことでさらなるパラメータの調整が可能です。左上のTimeノブはディレイ1のタップテンポの割合、右上のMixノブはフィードバック時にディレイ音にかかるフィルタで、ハイカットとローカット、およびそのかかりの強さを設定可能。続いて下段のノブ左から、Time2ノブはSync/Freeモード切替。これは2つのディレイをシンクロさせるか独立させるかの切替で、ノブの位置によりモードを設定可能。デフォルトではシンクロされています。中央のRepeatsノブはディレイ2のRepeatsコントロールとなります。最大に設定すればディレイ1とシンクロ(デフォルト設定)します。最後にMix2ノブはConfigノブとなり、2つのディレイを直列にするか、ピンポンディレイとしてステレオ左右振り分けにするか、パラレルで接続するかを設定できます。
2つのフットスイッチはエフェクトのON/OFFとタップテンポで、TAPスイッチはホールド機能も搭載。ディレイタイムは20ms〜1.6s(設定により40ms〜3.2sまで延長可能)。入出力端子は、インプット、EXP、ステレオアウトで、インプットは通常のギターなどを接続するハイインピーダンスモノラルインプットに加え、TRS端子によるステレオインプットも可能。EXP端子はエクスプレッションペダルやTap Favoriteスイッチの入力に対応します。
サンプルムービー
12bitモードのサンプルムービー
ADMモードのサンプルムービー
24/96モードのサンプルムービー
シンセサイザーを接続したサンプルムービー
詳細なイントロダクションムービー
細かな機能のイントロダクションムービー
 

Strymon El Capistan

そしてこちらはヴィンテージテープエコー風のサウンドを作ることを主眼としたディレイペダルですね。Strymonならではのクオリティが光るペダルです。
5つのノブは、Time(Spring Reverb)、Mix(±3dB)、Tape Age(Low End Contour)、Repeats(Tape Bias)、Wow & Flutter(Tape Crincle)で、()内は2つのフットスイッチを押しながら回すことで調整できるパラメータです。Tape Ageはテープエコーのテープの古さによる音の再現、Wow & Flutterはテープエコー特有の揺れの再現、さらにスプリングリバーブを混ぜてかけたり、音量のブースト/カットやローエンドの調整、さらにテープマシンのヘッドルームや、テープ自体にシワ等があった際の音色まで再現することができます。また、Tape HeadとMode、それぞれ3つずつの切替スイッチを搭載。それぞれ固定、マルチ、移動式のテープヘッドの選択と、それぞれのモードにおけるヘッドの位置を3種類から選択するという形です。フットスイッチはON/OFFとタップテンポで、タップテンポはホールドしてホールドディレイに、ON/OFFはトゥルーバイパスと残響音が残るバッファードバイパスに切り替えることができます。
モノラル入力、ステレオ出力対応で、エクスプレッションペダルに好きなパラメータを割り当てることもできます。
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VALETON CORAL ECHO

中国でミニサイズペダルを中心にラインナップするVALETONのディレイペダルです。11種類のディレイを選択して使うことができます。
デジタルディレイ、アナログディレイ、テープエコー、チューブエコーの再現やモジュレーションディレイ、オクターブ上のディレイを作るNova、ダッキング的なダイナミックディレイ、フィルターのかかるスウィープディレイ、ローファイディレイ、リバースディレイ、そしてスラップバックエコーを搭載。
基本的に50ms〜838msですが、リバースディレイは50ms〜420ms、スラップバックエコーは20ms〜100msとなっています。それぞれMix、Time、F.Backコントロールで調整します。
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Walker A&E Zodiac Delay

ロシアのハンドメイドエフェクターブランド、Walker A&Eのディレイペダルです。
Mix、FB、Time、Tone、Swayのコントロールと3モードのスイッチを搭載。このスイッチでディレイのモードを切り替えることができ、テープエコーサウンド、アナログディレイサウンド、そしてKosmoという3つのサウンドを作ることができます。
テープエコーモードでは最大1000msまでのディレイタイムで、Swayノブでコーラスをかけることが可能。アナログディレイモードでは同じく1000msまでのディレイタイムで、Swayノブでピッチヴィブラートがかかります。両モードではToneノブがローパスとハイパスフィルタを組み合わせた物となり、最小位置でフラット、そこからローパスが効き始め、中央を越えるとさらにハイパスが効き、最終的にはミッドレンジだけが残るフィルターとすることで、ヴィンテージディレイサウンドを再現しているとのこと。細かい違いとして、テープエコーモードではTone回路がフィードバック部に入り、1回目の残響は原音のまま、2回目以降からフィルタがかかる形。アナログディレイモードでは1回目の残響からフィルタがかかる形。どちらも残響を繰り返すごとにディレイ音が減衰していきます。FBとToneの設定により、発振させることもできます。
変わったKosmoモードでは、ディレイのフィードバック部にピッチシフトがかかります。Toneノブでピッチシフトの効き具合を調整出来、Swayノブでそのピッチをさらに揺らすことが可能となっています。このモードのみ、最大875msとなります。
さらにバイパスモードも2モードから選択可能。トゥルーバイパスモードと、ディレイ音が残るバッファードバイパスモードとなっています。24bitのAD/DAコンパーター内蔵で、原音は一切デジタルに変換されないアナログドライスルー、またバッファにもBurr Brown OPA2134を用い、そのサウンドにもこだわっているというペダル。内部にはGainとVolumeを調整出来るトリムポットが付いています。
サンプルムービー
 
というわけで、コンパクトながら機能的なデジタルディレイを見て来ました。
前編と合わせて見てみると、大きく3つのタイプに分かれる感じがします。1つはBOSSやTCなど、多くのディレイサウンドを収録したシンプルなスタイル。そして3モードのトグルスイッチでディレイを切り替える、音色や独自のサウンドにこだわったハンドメイド系のスタイル、そしてプリセット機能もそなえた、より多機能ディレイに近いStrymonのようなスタイルという感じです。
もちろんそれぞれのスタイルに合わせて選ぶのが良いと思います。単にディレイといってもいろいろなタイプがありますね。
 
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